Vtuberの経済効果が凄すぎる!にじさんじ、ホロライブのビジネスモデルを徹底分析

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引用:https://www.nijisanji.jp/

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Vtuberについてご存知ですか?にじさんじやホロライブなど様々ないわゆる”企業勢”と言われるVtuberが増えています。実は、様々な企業や組織とコラボや協力して大きな成果を上げています。なぜ、そのような成果を挙げられるのでしょうか?

この記事では、Vtuberの経済効果とビジネスモデルについて、にじさんじとホロライブのトップ2社を比較しながら解説していきます。Vtuberに興味がある方や、これからVtuberになりたい方の参考になれば幸いです。

1. Vtuberとは?

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Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

Vtuberとは、Virtual YouTuberの略で、2Dや3Dのアバターキャラクターが演じるYouTuberのことです。本人は顔出ししないで、声や動きをキャラクターに反映させます。アバターキャラクターだから必ずしも年齢や性別は本人と一致する必要はありません。中には異性や人外を演じるケースもあります。

Vtuberは、YouTubeやTikTokなどの動画投稿サイトで活動することが多いです。ゲーム実況や歌唱、トークなど様々なコンテンツを提供します。また、生放送やイベントなどでファンと交流することもあります。

2. Vtuberの経済効果とは?

Vtuberは、自身のチャンネルで収益を得るだけではありません。様々な企業や組織とコラボや協力して経済効果を生み出しています。具体的には、以下のような方法があります。

2-1 Vtuber経済効果におけるメリット

  • スーパーチャット:YouTubeの投げ銭機能をさします。視聴者がコメントと共に金額を送ることができます。Vtuberはスーパーチャットで多額の収入を得ることができます。2022年のスパチャランキングでは、ホロライブ所属の白上フブキが約10億円。にじさんじ所属の月ノ美兎が約7億円を稼いだとされています。
  • グッズ販売:Vtuberは自身のキャラクターグッズを販売することで収益を得ます。グッズには、アクリルスタンドや缶バッジ、ぬいぐるみやTシャツなど様々な種類があります。グッズ販売はファンサービスだけではありません。キャラクターの知名度や人気を高める効果もあります。
  • 広告・PR:Vtuberは自身のチャンネルで他社の商品やサービスを紹介したり宣伝したりすることで収益を得ます。例えば、にじさんじは「カルピスウォーター」や「ポッカサッポロ」「日清食品」など有名企業とコラボしたりPRしたりしました 。また、ホロライブは「JR東日本」や「東京都」。なんと、「JAXA」など公共機関とコラボしたりPRしたりしました 。
  • 海外展開:Vtuberは日本だけでなく海外でも人気があります。特に中国や東南アジアでは多くのファンがいます。Vtuberは海外向けのチャンネルを開設したり、海外のVtuberとコラボしたりすることで収益を得ます。例えば、にじさんじは中国版「虚拟UP主计划」やインド版「NijiSanji IN」など海外展開を行っています 。また、ホロライブは英語版「hololive EN」やインドネシア版「hololive ID」など海外展開を行っています 。

2-2 Vtuber経済効果におけるデメリット

以上のように、Vtuberは様々な方法で経済効果を生み出しています。しかし、それぞれの方法にはメリットだけでなくデメリットもあります。例えば、

  • スーパーチャット:
    YouTubeから手数料が引かれたり、税金がかかったりします。また、視聴者から不適切なコメントや金額が送られたりする場合もあります。
  • グッズ販売:
    グッズの製造や物流にコストがかかったり、在庫管理や品質管理が必要です。また、グッズの需要が予想より少なかったり多かったりする場合もあります。
  • ゲーム開発:
    ゲームの開発に時間や費用がかかったり、技術的な問題が発生したりします。また、ゲームの評価や反響が思わしくなかったりする場合もあります。
  • 広告・PR:
    広告主から依頼された内容や条件に従わなければならなかったりします。また、広告主と自身のイメージや方針が合わなかったりする場合もあります。
  • 海外展開:
    海外市場に合わせた内容や言語に対応しなければならなかったりします。また、海外市場での競争力や法律・規制・文化・習慣等への理解が必要です。

3.Vtuber事務所 にじさんじとホロライブのビジネスモデル

引用:https://hololive.hololivepro.com/music/bouquet/

では、Vtuber事務所代表格であるにじさんじとホロライブはどのようなビジネスモデルを採用しているのでしょうか?ここでは、両社の特徴や戦略について比較してみましょう。

特徴

にじさんじとホロライブは、Vtuber界隈でトップクラスの人気と影響力を持つグループですが、それぞれに異なる特徴があります。

  • にじさんじ:にじさんじは個性豊かなVtuberの多様性を売りにしています。所属するVtuberは約100人で、男女比はほぼ半々です。年齢や性格、趣味や配信ジャンルなども様々で、視聴者は自分の好みに合ったVtuberを見つけやすいです。また、にじさんじはコラボレーションや交流を重視しており、所属するVtuber同士や他事務所のVtuberとも積極的にコラボ配信を行っています。これにより、視聴者は様々な組み合わせや化学反応を楽しむことができます。
  • ホロライブ:ホロライブはキャラクター性や設定の強さを売りにしています。所属するVtuberは約50人で、男性Vtuberは少数です。各Vtuberは個別の世界観やストーリーを持っており、視聴者はその世界観に没入することができます。また、ホロライブは海外展開やグローバル化を重視しており、英語圏や中国圏などの専用チームを設けています。これにより、視聴者は様々な言語や文化のVtuberを見ることができます。

戦略

にじさんじとホロライブは、それぞれに異なる戦略でVtuber市場に参入しています。

  • にじさんじ:にじさんじは量産型の戦略を採用しています。所属するVtuberの数が多く、頻繁に新人オーディションを行っています。また、自社開発のスマートフォン向けアプリ「にじさんじランド」 をリリースし、一般ユーザーも簡単にVtuberとして配信できるようにしました。これにより、にじさんじはVtuber市場の拡大と自社ブランドの浸透を狙っています。
  • ホロライブ:ホロライブは品質重視型の戦略を採用しています。所属するVtuberの数が少なく、新人オーディションもあまり行っていません。また、高品質な3Dモデルや新衣装などの投資を積極的に行っています。これにより、ホロライブはVtuber市場の高級化と自社ブランドの差別化を狙っています。

まとめ

この記事では、Vtuberの経済効果とビジネスモデルについて、にじさんじとホロライブのトップ2社を比較しながら解説しました。

両社ともVtuber界隈を牽引する存在ですが、コンセプトや視聴者層、配信ジャンルなどに違いがあります。また、収益源や上場状況なども異なります。

あなたはどちらのグループが好きですか?それぞれの魅力を感じてみてください!

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