【なぜ?】Tポイントが消える?Vポイントに統合される衝撃の理由とは

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ポイントサービスといえば、Tポイントが有名ですよね。TSUTAYAやファミリーマートなどで貯めたり使ったりできる便利なポイントです。しかし、2024年春にはTポイントの名前が消えてしまうかもしれません。なぜなら、三井住友フィナンシャルグループ(FG)のVポイントと統合されることになったからです。

では、なぜTポイントとVポイントが統合されるのでしょうか?そして、統合後の新しいポイントサービスはどのようになるのでしょうか?この記事では、TポイントとVポイントの統合について詳しく解説します。

1. TポイントとVポイントの統合の背景

Tポイントは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する共通ポイントサービスです。2003年からサービスを開始し、現在では約1億2600万人の会員数を誇ります。4 Tポイントは、TSUTAYAやファミリーマートをはじめとする約6万店舗で貯めたり使ったりできます。また、Yahoo! JAPANやLINEなどとも提携しており、インターネット上でも利用できます。

一方、Vポイントは、三井住友FGが展開する金融サービスの総称です。三井住友カードや三井住友銀行などを利用すると、Vポイントが貯まります。また、ビザの加盟店でも使えます。Vポイントは、2020年からサービスを開始し、現在では約2000万人の会員数を持ちます。

TポイントとVポイントは、それぞれに強みを持つポイントサービスですが、両社は2024年春に統合することを決めました。その理由は、次のようなものです。

  • ポイント事業の競争が激化しているため
  • 両社の弱みを補い合うことができるため
  • ポイント経済圏を拡大することができるため

1-1 ポイント事業の競争が激化しているため

まず、ポイント事業の競争が激化していることについてです。近年では、携帯電話会社やネット通販会社などが自社のサービスと連携したポイントサービスを展開しています。例えば、auペイや楽天ペイなどのスマホ決済サービスは、高い還元率やキャンペーンなどで利用者を増やしています。また、生活のさまざまな場面でポイントを使えるようになる「ポイント経済圏」の形成も進んでいます。これらの動きに対抗するためには、TポイントとVポイントは単独ではなく、統合することが有利だと判断したのでしょう。

1-2 両社の弱みを補い合うことができるため

次に、両社の弱みを補い合うことができることについてです。Tポイントは、知名度や会員数は高いものの、還元率は低く、携帯電話会社との連携がないという弱みがあります。一方、Vポイントは、還元率は高く、金融サービスとの連携があるものの、知名度や会員数は低いという弱みがあります。これらの弱みを補い合うことで、両社はより魅力的なポイントサービスを提供できると考えたのでしょう。

1-3 ポイント経済圏を拡大することができるため

最後に、ポイント経済圏を拡大することができることについてです。TポイントとVポイントが統合すれば、会員数は約1億4600万人になります。 これは国内最大規模のポイントサービスとなります。また、Tポイントが提携している店舗やインターネットサービスと、Vポイントが提携している金融サービスやビザの加盟店を組み合わせることで、利用できる場所やシーンが大幅に増えます。これにより、両社はより広い範囲の顧客ニーズに応えられるようになると期待できます。

2. TポイントとVポイントの統合後の新しいポイントサービス

TポイントとVポイントが統合された後の新しいポイントサービスは、「Vポイント」という名称になります。123 Tポイントの名前は消えてしまいますが、ロゴの色は青と黄色を引き継ぎます。

新しいVポイントは、買い物時にたまるだけでなく、支払いでも使えるようになります。 例えば、TSUTAYAでDVDを借りたり、ファミリーマートでお弁当を買ったりするとVポイントが貯まります。そして、そのVポイントを三井住友カードや三井住友銀行などの金融サービスで支払ったり、ビザの加盟店で使ったりすることができます。

新しいVポイントは、2024年春からサービスを開始する予定です。 それまでは、TポイントとVポイントはそれぞれ通常通り使えます。また、統合後も既存のTポイントカードやアプリはそのまま使えます。

3. TポイントとVポイントの統合によるメリット・デメリット

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Photo by Steve Johnson on Pexels.com

TポイントとVポイントの統合によって、利用者にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?ここでは、主なものを挙げてみます。

3-1 TポイントとVポイントの統合によるメリット

  • 利用できる場所やシーンが増える
  • 還元率が高くなる可能性がある
  • 他のポイントとの交換がしやすくなる

3-1-1 利用できる場所やシーンが増える

まず、利用できる場所やシーンが増えるというメリットです。TポイントとVポイントが統合されれば、両方の提携先でポイントを貯めたり使ったりできるようになります。これにより、生活のさまざまな場面でポイントを活用できるようになります。例えば、TSUTAYAで借りたDVDを三井住友カードで支払ったり、ファミリーマートで買ったお弁当をVポイントで支払ったりすることができます。また、ビザの加盟店でもVポイントが使えるようになります。これは、海外旅行などで便利です。

3-1-2 還元率が高くなる可能性がある

次に、還元率が高くなる可能性があるというメリットです。Tポイントは、現在では1ポイント=1円相当ですが、Vポイントは1ポイント=1.25円相当です。 つまり、Vポイントの方が還元率が高いということです。統合後の新しいVポイントは、どちらの還元率になるかはまだ発表されていませんが、Vポイントの還元率を引き継ぐ可能性もあります。 また、両社はキャンペーンなどで還元率を上げることも考えているといいます。 これらのことから、統合後の新しいVポイントは、現在のTポイントよりも還元率が高くなる可能性があると言えます。

3-1-3 他のポイントとの交換がしやすくなる

最後に、他のポイントとの交換がしやすくなるというメリットです。Tポイントは、現在でも他の共通ポイントやマイルなどと交換することができます。しかし、交換する際には手数料やレート差が発生することがあります。 Vポイントは、三井住友FGの金融サービスと連携しており、手数料やレート差なしに交換することができます。 統合後の新しいVポイントは、両方の特徴を持つことになります。つまり、他の共通ポイントやマイルなどと交換する際にも手数料やレート差が少なくなる可能性があるということです。

3-2 TポイントとVポイントの統合によるデメリット

  • Tポイントの名前やロゴが変わる
  • Tカードやアプリの使い方が変わる可能性がある
  • ポイントサービスの選択肢が減る

3-2-1 Tポイントの名前やロゴが変わる

一方で、利用者にはデメリットもあります。まず、Tポイントの名前やロゴが変わるというデメリットです。Tポイントは、約20年の歴史を持つポイントサービスで、多くの人に親しまれています。しかし、統合後はVポイントという名称になります。 これは、Tポイントのファンにとっては残念なことかもしれません。また、ロゴもVポイントのものに変わります。 ただし、色は青と黄色を引き継ぎます。

3-2-2 Tカードやアプリの使い方が変わる可能性がある

次に、Tカードやアプリの使い方が変わる可能性があるというデメリットです。Tポイントは、Tカードやアプリで利用できますが、統合後はVポイントになります。 これは、Tカードやアプリのデザインや機能が変わる可能性があるということです。 ただし、統合後も既存のTカードやアプリはそのまま使えます。

3-2-3 ポイントサービスの選択肢が減る

最後に、ポイントサービスの選択肢が減るというデメリットです。TポイントとVポイントが統合されれば、国内最大規模のポイントサービスになりますが、それは同時にポイントサービスの選択肢が減ることでもあります。利用者としては、自分に合ったポイントサービスを選ぶことができる方が望ましいかもしれません。しかし、統合後はTポイントとVポイントの違いがなくなります。これは、利用者の選択肢を狭めることになるかもしれません。

まとめ

以上が、TポイントとVポイントの統合についての解説でした。統合によって利用者にはメリットやデメリットがありますが、どちらにしても2024年春から新しいVポイントが始まります。 それまでは、TポイントとVポイントは通常通り使えます。 統合後も既存のTカードやアプリはそのまま使えます。

新しいVポイントは、利用できる場所やシーンが増えたり、還元率が高くなったりする可能性があります。 しかし、Tポイントの名前やロゴが変わったり、Tカードやアプリの使い方が変わったりする可能性もあります。

あなたはどう思いますか?新しいVポイントに期待していますか?それともTポイントに愛着がありますか?ぜひコメント欄で教えてください。

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