この記事はおよそ 7分53秒で読めます。
growth investingをご存知でしょうか?
株式投資にはさまざまな手法があります。中でもgrowth investing(グロース投資)は人気の高い戦略のひとつです。growth investingとは、市場平均よりも高い成長率を持つ企業に投資することで、大きなキャピタルゲイン(株価上昇による利益)を狙う方法です。
グロース投資は、新興市場や革新的な業界に参入した勢いのある企業の株が多く、将来的な収益性や競争力に期待が持てます。しかし、リスクも伴います。高い株価や低い配当、市場の変化による影響などに注意が必要です。
この記事では、グロース投資の基本と、おすすめの銘柄を紹介します。グロース投資で大儲けするためのヒントをお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
1. growth investingの基本
growth investingは、市場平均よりも高い成長率を持つ企業に投資することです。これによって、大きなキャピタルゲインを狙う方法です。PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などの指標が高くても、今後の成長性を評価して投資します。
growth investingのメリットは、高いリターンが期待できることです。成長性の高い企業は、市場の需要や技術革新に対応しています。それによって、業績を伸ばし続ける可能性があります。その結果、株価も上昇し続けることがあります。
growth investingのデメリットは、高いリスクを伴うことです。成長性の高い企業は、株価が割高になりやすいです。そのため、市場の変化によって業績が急落する可能性もあります。また、成長性の高い企業は、配当を払わずに利益を再投資することが多いです。そのため、インカムゲイン(配当による利益)は期待できません。
2. growth investingの銘柄の選び方
growth investingの銘柄を選ぶときには、以下のポイントに注意しましょう。
- 右肩上がりの伸びを見せる新しい業界で探す
Growth investingの銘柄は、新しい業界やセクターに参入した企業が多いです。そのため、市場の平均よりも高い成長率を示しています。たとえば、ITやバイオテクノロジーなどの革新的な業界に注目しましょう。 - 将来的な収益力を評価する
Growth investingの銘柄は、現在の業績だけでなく、将来の収益力も重視します。そのため、ROA(資産利益率)やROE(株主資本利益率)などの指標をチェックしましょう。また、EPS(一株当たり利益)やEPS予想の成長率も参考にしましょう。 - 経営幹部の能力を分析する
Growth investingの銘柄は、経営陣の力量にも左右されます。そのため、経営幹部の経歴や実績、ビジョンや戦略などを調べましょう。経営幹部が豊富な経験やノウハウを持ちます。そのため、業界のリーダーとして認められている場合は、信頼できるでしょう。
3. growth investingにおすすめの銘柄
growth investingの銘柄は、数多く存在します。ここでは、2023年11月17日時点で、業績や株価の成長が目立つ銘柄をいくつか紹介します。
3-1 ウェルスナビ (7342)
ロボアドバイザーの開発や提供を手掛ける企業です。手数料収入が主な収益源で、資産運用市場の拡大に伴って業績が好調です。2023年3月期の売上高は前期比41.4%増。営業利益は同68.9%増と大幅に成長しました。株価も5年間で約10倍になりました。
3-2 ジーエヌアイグループ (2160)
バイオ創薬ベンチャーです。米国や中国に開発拠点を持ち、特発性肺線維症薬が主力です。遺伝子解析事業も展開しています。2023年3月期の売上高は前期比2.5倍、営業利益は同3.4倍と急成長しました。株価も5年間で約20倍になりました。
ただし、11/7に株式での疑わしい取引が確認されています。(上図のグラフ右端参照)
ジーエヌアイグループで以下のようなリリースも出ています。そのため、今後の活動に注視した取引を行いましょう。
3-3 カバー (5253 )
VTuberのキャラクターIPの開発や、VTuberプロダクションの運営を手掛ける企業です。国内外で人気のVTuberグループ「ホロライブ」を展開しています。2023年3月期の売上高は前期比2.4倍。営業利益は同3.6倍と大きく成長しました。株価も5年間で約30倍になりました。
4. growth investingの注意点
growth investingは、高いリターンが期待できる反面、高いリスクも伴います。Growth investingを成功させるためには、以下の注意点を押さえておきましょう。
- 株価の変動に強いメンタルを持つ
Growth investingの銘柄は、株価が急上昇することもあれば、急落することもあります。市場の変化に敏感に反応するため、株価の変動に動じないメンタルが必要です。長期的な視点で投資することが大切です。
- 分散投資をする
Growth investingの銘柄は、個別のリスクが高いため、分散投資をすることが重要です。Growth investingの銘柄だけでなく、バリュー投資の銘柄や他の資産クラス(債券や不動産など)にも投資することで、リスクを分散させましょう。 - 情報収集を怠らない
Growth investingの銘柄は、市場の動向や業界のトレンドに影響されやすいです。そのため、常に最新の情報を収集することが必要です。企業の決算やIR、ニュースや分析レポートなどを参考にして、銘柄の成長性や競争力を見極めましょう。
まとめ
growth investingは、市場平均よりも高い成長率を持つ企業に投資する手法です。それによって、大きなキャピタルゲインを狙う方法です。Growth investingでは、新興市場や革新的な業界に参入した勢いのある企業の株が多いです。そのため、将来的な収益性や競争力に期待が持てます。しかし、Growth investingにはリスクも伴います。高い株価や低い配当、市場の変化による影響などに注意が必要です。
この記事では、Growth investingの基本と、おすすめの銘柄を紹介しました。Growth investingで大儲けするためのヒントもお伝えしました。高いリターンが期待できる反面、高いリスクも伴います。Growth investingを成功させるためには、株価の変動に強いメンタルを持ちましょう。また、分散投資をし、情報収集を怠らないことが大切です。