自分の利点で稼ごう。従業員クワドラント内でも収益を挙げる方法。

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いま、収入口はいくつあるでしょうか。会社員なら、会社のお給料、自営業なら、自分のお店の収益から、という人は多いでしょう。

 

以前、収入口は多く作ることができるし、できるだけたくさんの収入口をつくっておいた方がよい、ということも書きました。

 

 

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ただし、闇雲に副業を3つ4つやった方がいい、ということではありません。身体は一つしかないですし、時間は誰にも24時間と決められていますので、労働収入だけをふやしても限界があります。

 

できれば効率よく時間を使いながら、自分に合った収益アップの方法で収入を上げていきたいものです。

 

また、身体にあまりにも大きな負荷をかけるのもよくないでしょうから、そうした負担も軽減できる方法を模索したいものですよね

 

そこで、働き方の有名な4つのクワドラントのなかの、従業員クワドラントについて、特徴をまとめてみたいと思います。

 

目次

 

自分の利点で稼ごう。従業員クワドラント内でも収益を挙げる方法。

 

金持ち父さんシリーズでもかなり有名になりました4つのクワドランドですが、簡単に説明しておきます。

 

働き方には、タイプによって4つに区分される。ということです。

 

①従業員②自営業者③ビジネスオーナー④投資家 の4つです。下の図が有名な形でよく用いられます。

 

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特に、突き抜けて稼ぎたいなら、右側にいったほうがいい。と金持ち父さんでは書かれています。左側は自分の手のかかる範囲でしか収益が上がらないのに対して、右側は、自分の知らないところでどんどん収益が発生するからです。

 

どの区分でも豊かに、楽しく暮らす道はあると思っていますが、お金をたくさん稼ぐ、と言う目的なら、そういうことになると思います。

 

個人的には、どのクワドラントがいい、と言うつもりはありません。

 

ただすくなくとも、会社の給料一つ、自営業の収益ひとつなどで生活していくよりも、このクワドラントの長所・短所をふまえて、それぞれのカテゴリーで一つ以上の収入口を持つ方が、より安定してゆたかな生活が送れると理解しています。

 

今回は従業員クワドラントの特徴をまとめ、そのクワドラントからの収益アップの方法を検討したいと思います。

1.従業員クワドラントについて

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ほとんどの社会人がここに属しているはずです。従業員なくしてビジネスはあり得ません。バイト、契約社員、会社の正社員、公務員など、あらゆる会社のあらゆる部署に存在しています。

 

国の教育の主軸も、この従業員を育成するためにカリキュラムが作られているといっても過言ではありません。そのくらい、必要とされ、日々雇用が発生している区分です。

 

したがって長所は、たくさんあります。とにかく守られている。という面については、他の区分にくらべ圧倒的な強さがあります。とくに正社員の安定感は揺るぎないものがあるでしょう

 

まず給料が月給制や年俸制で、大変安定しています。今回のコロナ禍でも、多くの企業の雇用と給料は、いまも守られる方向で進んでいます。

 

給与減額やボーナスカットはありますが、ほぼ収入がゼロになってしまったフリーランスや個人の飲食店の危機的状況とくらべると、大分守られていると思います。

 

また、仕事面でも安心して仕事に取り組める仕組みが整っています。もし仮に、仕事で失敗して、会社が損失しても、責任は社員ではなく、社全体で取ってくれます。

 

もっと極論を言えば、たとえば発注ミスで数十万、数百万の損害があっても、この従業員の給料や退職金が補償にあてられることはまずありません。悪意があったり、何度もミスをして反省しなければ、クビにはなるかも知れませんが、損害賠償にはなりません。

 

会社で総資金1億円のプロジェクトを任されて、得られた収益が仮に9000万円でおわってしまい、1000万円赤字だったとしても、本人の給料からカットされることはありません。プロジェクトから外されることはあるかも知れませんが。

 

ですが、プロジェクトから外されても、社員であることに変わりはありません。また別の仕事を任されるということもあり得ます。

 

大変ですが、環境や仕組みは比較的サポートされている。そんな世界ではないでしょうか。

 

2.制度上の従業員クワドラントの強み

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また、保険加入、年金、税金の計算と支払いなどは、全てやってくれます。これらに必要な費用は給料から天引きしておいてもくれます。

 

福利厚生も充実しています。大抵は健保組合に入ることになるので、健康診断、保養所の提供、また会社によっては住宅手当や住宅の斡旋などもあります。

 

与えられる仕事の周辺にある、細々としたことは、すべて会社がやってくれるような仕組みになっています

 

ですので、自分の与えられた仕事にほぼ100%集中できるのです。社畜などと言う言葉はありますし、ブラック企業も増えてきていますが、できるだけ従業員には充実した仕事環境を整えるべく、国も仕組み作りには懸命です。

 

3.従業員クワドラントの苦労

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ですが一方で短所もあります。

 

安定を支える部分に限りなく協力が求められると言うことです。税金分は給与天引きとなりますので、実際に稼いだ額を、一瞬でも手元に置くことができません。

 

また、会社の秩序を守るために細かく張り巡らされたルールを守らなければなりません。

 

ぼくが会社を辞める直前では、営業車にドライブレコーダーが設置され、速度を守っているか、違反はしていないか、の他に、営業者での居眠りや長電話なども監視できるようになっていました。

 

コンプライアンスの観点などで、顧客対応についても、細かくルールが決められており、個人は守られている反面、裁量決定権などもほぼありませんでした。何かイレギュラーが起きれば、すべて会社に一端連絡、所長や支店長以上が対応する仕組みとなっていました。

 

給料が突き抜けることもありません。優良企業といわれる一部上場の企業の社員ですら、年収は1000万円前後が普通です。最高年収をたたき出すキーエンスですら、2000万円。

 

ここから税金や社会保障費が引かれていきますので、手取りとしてはもっと少なくなってしまいます

 

それでも1000万円超えていれば、普段の暮らしについては大分裕福なレベルですが、層でなければ、500万~600万が平均レベル。さらには300万という人も少なくないです。

 

こうなってくると、夫婦共働きやワーカホリックブラック企業、不安定収入、きついノルマといった言葉もでてくる段階です。

 

 

従業員で年収1億をもらおうと思ったら、本当にごくわずかな一握りとなってしまうばかりか、厳しい社内競争も勝ち抜いて生き残らなければなりません。

 

さらに現代では、このようなめざましい出世を望まなくても、会社に生き残る生存競争なども生まれるようになってしまいました。

 

安定した給料と、企業や自治体の大きな保護のなかで、充実したパフォーマンスを発揮できる(中には期待値以上のパフォーマンスを発揮する人もいます)反面、その収益や自由度などには制限がある。これが従業員の区分です。

 

4.従業員クワドラントに居ながらにして別のクワドランドで収入を得る

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となると、問題は二つあります。ひとつは制度や社員保護の仕組みが充実しているため、辞めるという選択肢をとりづらい。社会的にも会社を辞めるというのは、おおきな社会的信用を失ってしまいます。そういう点からも難しい選択となります。

 

もうひとつは一週間のほとんどをこの従業員クワドラントにとられている、ということです。ですので、辞めることも難しく、かといって副業をする体力すら残されない。これが多くの日本人のサラリーマンが収益アップできずに悩むところとなるのです。

 

従業員クワドラントを二つ実行して、収入を増やす、というのは、努力や体力を大きく必要とする上に、あまり収益が上がりません。

 

会社員ではたらいて、そのうえでどこかでバイトする。というのは、いくら副業が盛り上がってきた現代でも、おすすめできるダブルワークとは言えません。

 

クワドランドが別の業種を選ぶのがひとつの解決策となるでしょう。そうすれば、ダブルだろうが、トリプルだろうが、やっていても負担にはなりません。

 

たとえば、一つは発信系の仕事です。ブログや動画、SNSに自分の情報や作品をアップして、アクセスを集め、そこに広告を載せるというスタイルで収益確保を狙います。

 

作った資産がお金を産む。夢のような話ですが、これはビジネスオーナーの領域と言えます。なにか商品になるものを作り、それを売る。そうすれば、自分が仕事をしていなくても、収益が上がるのです。

 

掲載するものは、記事、写真、デザイン、動画などです。自分の得意分野と併せて発信し続ければ、後々注目される度に過去の作品にもアクセスが集まります。そのアクセスが収益を生んでくれますので、まさに強力な資産構築方法です

 

実際お金になるまでは、かなりの時間がかかりますが、従業員クワドランドなら、当座の生活はクビにならない限り比較的安定しています。

 

1年先、いや5年先であっても、自分の年収がある程度見えるのが強みです。この期間にじっくりと学習しながら発信を強め、作品を作りこみ、数をふやしていくのが良いと思います。

 

同じ会社に長く勤め続けることができるのは、従業員の強みでもあります。そうした粘り強さは、このように結果が出るまでに時間がかかる収益方法でも、ながく取り組み続けることができるでしょう。

 

また、転職をくり返す人であっても、転職情報のブログは、ネットでも人気があります。転職に至る独自の悩みや解決にいたるメンタル面のサポートや、会社によっての制度の変更、転職に当たっての役所への書類申請の方法、ハローワークとのやりとりなど、話題は豊富です。

 

しかも、体験した人にしか書くことができない裏話やトラブルなども豊富ですので、独自性のある記事が書けます。

 

ブログを書けば、ライティング能力もつきますし、グーグルサーチコンソールやアドセンス、アナリティクスとも付き合うことになり、マーケティング能力も勝手に磨かれます。

 

動画なら、編集能力なども身につきますので、そういった方面の仕事も探せるようになるでしょう。

 

収益アップのほか、自分のスキルもアップします。あまり望まない自身の仕事関係のスキルアップをねらって、気が進まない通信教育を取ったり、講座に通ったりするなら、こうしたチャレンジをしてみることも無駄ではないと思います。

 

ぜひご自身の苦労と努力を発信し、収益に変える、こんな方法にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

5.投資は従業員にこそオススメ

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投資家のクワドラントもオススメです。とくに収入が安定している従業員は、月々投下できる資金を読むことができます。

 

しかも長期にわたってそれが期待できるので、急ぐ必要がありません。10年スパンでものを考えながら、インカムゲインを中心に資産構築する方法があります。

 

年収が高めの方なら、ローンも引けますので、不動産投資も狙えます。ただし、大きな借金が嫌いな人には向かないですし、最初からそんなに大金を放り込む必要はないと思います。

 

高配当の投資信託や外国債、米国株式に粘り強く資金投下していくことで、複利の効果で大きく資産を築くことができます。

 

 

月6万を遊びに使わずに、投資先を研究し、資金投下していきましょう。年利回り7%で回せば、10年後で1000万、16年後には2000万、26年後に5000万、35年後には億をこえる額を手にすることも可能です。

 

利回り7%は、米国株式だと、AT&T、エクソンモービルフォード・モーター、ウェルス・ファーゴなど、日本でも名前が通用しているような大手の企業がこのくらいの配当を出していますので、決して不可能な数字ではないと思います。

 

一社に投下するのが不安なら、複数持ったり、投信をかみ合わせるのはいかがでしょうか。このあたりは効率のよい投資方法、自分に合う投資方法を学びながら組み合わせを変えていくのも醍醐味だと思います。

 

まとめ 収入口を増やすか、苦労だけを増やすか

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ここまでの話をまとめると

1.従業員クワドラントについて

多くのひとがこの領域にいて、ビジネスの重要な役割を担っています。守られた生活面は強いが、突き抜けることには制限がある世界です。

 

2.制度上の従業員クワドラントの強み

役所への申請、書類関係、社会保障を受けるに当たり面倒なことを会社はすべて引き受けてくれます。福利厚生制度もあり、パフォーマンスを発揮する環境が整えられています

 

3.従業員クワドラントの苦労

一方で、収益や自由度には制限があります。実際には厳しいノルマや給料の減額、厳しい仕事に達成への責任など、心労が耐えない領域です。

 

4.従業員クワドラントに居ながらにして別のクワドランドで収入を得る

従業員をやめることなく、その経験を活かして発信で収入を得る方法を模索してみましょう。時間はかかりますが、収益化の暁には発信したコンテンツは翻って自分の資産となります。

 

5.投資は従業員にこそオススメ

時間はかかっても手堅く、確実に収益アップするなら、毎月の安定した収入からいくらかを固定費として割り出し、投資に資金投下することです。6万円を毎月年7%以上の利回りで回せば、35年で億に達する計算です。

 

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収入口をいくつも作るのは大変だし、面倒くさいし、管理できない。ただでさえ一つの給与収入を得るのにも大変な思いそしているのだから、あと3つなんて考えられないよ。

 

というご意見も確かにあると思います。ですが一つの意見として、仕組みが出来上がると、とくにお金のない初期の頃は、稼ぐ力が上がり、収益アップのスピードも速めることができると感じています。

 

それに、一つの給料のときよりも、比較的楽になるとも思います。別のクワドラントから、収入の相乗効果に拍車がかかれば、一つの給料に固執することがなくなるからです。時間もお金も、ゆとりが出てくると思います

 

無駄に残業や休日出勤をする必要もなくなります。向かないと分かっているのに、高い授業料を払って英会話やスキルアップ教室に通ったりすることもなくなります。仕事が終わったあとに大切な時間をやる気が乗らない通信教育などに費やすこともなくなります。

 

収入口を増やすのは、最初はたしかに大変かも知れませんが、ほとんどは少しの努力で定着させることができます。肝心なのは、始めてしまおう、という度胸です。

 

そういう方法は、なんとなく従来言われてきた形の努力とは違う気がして、気が引けるかも知れません。

 

後ろめたい気持ちもあって、やはり机に向かう勉強や、会社に居残って仕事をする。その結果出世と給料アップがあって、豊かさと幸せがある。僕らは学校や会社から、こうした形の「努力」を金科玉条のように教わってきました。

 

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ですが、会社も効率化をもとめ、時間内で成果を出すことに重きを置き始めました。資格をたくさん取ることよりも、会社の収益に好影響を与える社員を評価し始めています。

 

どのみち、いま会社の給与収入だけだとして、出世して収入とステイタスをアップさせるため、残業やスキルアップに時間と労力を注ぎ込んでいるなら、同じことです。

 

結局苦労するなら、きちんと自分の学びになり、収入も上がる方法を選ぶことも必要だと思います。

 

というわけで、ブログを書いたり、投資をやったり、、まさにそのようにして、僕自身は収入を確保しています。

 

自分が取り組みやすい形で収益アップを狙う方が、数カ所から収入も入ってきて、モチベーションも上がります。また、一つのスキルが、別のスキルを助けるような相乗効果もあります。

 

自分の不動産を宣伝しようとネットで発信したら、ブログも書いてみよう、SNSもやってみるか、と更なる学びにも繋がっています。

 

他の人の投資ブログや動画を見て、インカムだけでなく、トレードも始めたりと、自分の取り組みの幅も増え、収益アップにも繋がっていると思います。

 

一つの仕事にこだわることがなくなったので、時間もすこしですがゆとりが出てくるようになりました。収入がもっと増えると、より自分らしい働き方が選べるようになると思っています。

 

過去のテンプレートに乗っかった努力の仕方ではなく、自分の収益が実際に伸びる方法を上手く選び、そこに努力を乗せていこうと思っています。

 

 

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