誰を幸せにするのか。投資で一番大切なのは、思いやりの気持ち。

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投資を続けていると、いつの間にかお金を増やすことに一生懸命になってしまって、本来の目的を忘れてしまうことがあります

 

自分や家族が幸せになるために、もうすこし収入があれば、とおもって始めたはずですが、その途中の道のりは長いので、いろいろあると忘れてしまうのです。

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儲かる方法にやけに興味を持つようになったり、目標前に手元に集まってきたお金を別のことに使ってしまったり。

 

そうこうしているうちに、家族やまわりの人達からは、この人は性格が変わって守銭奴になってしまったのではないか。と思われたりしてしまいます。

 

本人はいたって変わらずいるつもりなのですが、このような環境になってしまうと、周りからの助けは得られなくなってしまいます。

 

投資は、いかがわしいものでも、人の性格を悪くしてしまうモノでもありません。本人や家族を豊かにし、幸せに導くための暮らしの方法です。

 

投資を継続していくにあたっての意外な落とし穴ですので、お金に心を奪われないために、原因や対策について考えてみたいと思います。

 

誰を幸せにするのか。投資で一番大切なのは、思いやりの気持ち。

 

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投資は、始めたばかりの頃は、割と半信半疑の状態でのスタートです。いままでまったく触ってこなかった分野に「えいやっ!」と飛び込むのですから、相当なエネルギーを使います

 

と同時に、始めた当初はこの投資というものについて、かなり警戒しています。本当に利益が出るのか、損はしないか、など、貯金とはちがう新しいお金の管理の仕方に戸惑いを覚えている時期です

 

これがだんだん、慣れてくるころ、これがリスクポイントです。

 

インカムゲインを重視し、少しずつ資産を積み上げていくと、利益が得られるようになってくるたびに、それほど収益や資産はがた落ちしないこと、ある一定のお小遣いがはいることなどが感覚的に積み上がってきます。

 

投資にリスクはつきもの、と分かっていながら、だんだんとチェックがおろそかになってきたり、利益拡大のスピードを上げたくなってきます。

 

こうして、一定の安定資産の拡大の継続という地味な動きから、テクニカル分析を含めた積極的な投資をしたい、という欲が出てくるのです。

 

1.ついつい目先の利益獲得に走ってしまう

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やり続けていれば、市況が悪くなって、手持ちの資金が減ってしまったり、または早くたくさんの配当を得たくなって、より収益アップを目指すことを考え始めてしまいます。

 

思えば投資は長い道のりです。何年、何十年と薄皮のような努力を積み重ねて、大きな資産を作っていきます

 

その途中で、現状のストック(貯まった資産)やフロー(配当や利息などの定期的な収入)に不満をもち、なにかしら対策を打ちたくなるのは誰にでもあることと思います。

 

真面目な人であればあるほど、はやくこの苦行とも言える資産構築の時期を追えて、お金がお金を産み出して自己増殖していく段階に持って行きたいと思うでしょう。

 


 

資産が自己増殖を始めれば、念願の家族との豊かな生活や自分の夢へ挑戦など、自分らしい人生を、晴れて送れるからです。

 

そうすると、もう周りのこと、とくに家族のことはほったらかしにして、利益獲得に走ってしまうこともあります。

 

寝ても覚めても、投資のこと、収益のこと、配当を増やす方法などを頭の中でひねり始めてしまうのです。

 

2.なんのために収入を増やしたいのか

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こうなると、世帯主でもあるお父さんと、奥さんをはじめ、息子さんや娘さんとは、生活上の距離感が出てしまいます。

 

せっかく家族を豊かにするために本人は日夜知恵を絞っていても、家族には何をやっているか分かりません。

 

ともすれば、なにやら怪しいギャンブルみたいなモノに日夜精を出していて、借金でも隠しているのでは?と、疑われてしまいます

 

おれは家族のために稼ぐことを考えているんだ!と思っていても、お金だけが大切なわけではありません。

 

長い投資生活の中では、とりわけお子さんの学校のこと、奥さんのパートや家事のことなど、共有すべき話題はたくさんあります。

 

そうした部分をないがしろにして、投資に没頭する。何をやっているかが同居人に共有できなくては、得られる協力も得られなくなってしまいます。

 

もともとは、その家族を豊かにするため、幸せにするため、ちょっとした収入を増やすことができたら、と始めたりしたのが投資だったのではないでしょうか。

 

それがあまりにも投資や仕事一辺倒に傾きすぎては、目的の金額に達する頃には、すっかりお互いの気持ちが離れてしまいます。

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投資を続けている間にも、奥さんには思いやりの気持ちをもって接し、子供には父として頼りがいある存在でい続けるようでなくてはなりません

 

3.人のためにお金を使うことが収益に繋がる

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だからこそ、つねにお金を使うときこそ、払う相手への感謝を忘れないことは大事だと思います。

 

お金を「払ってやっている」ではなく、お金を払うことによって、もらえるサービスに感謝すべきなのではないかと思います。

 

また、お金を増やしてくれる投資先へ感謝しながら資金を預ける。

 

気に入った投資先の事業がおこなう活動が、社会に貢献をもたらすことへの応援の気持ちをお金に乗せて投資する。

 

このような思いやりの気持ちが成功を引き寄せると思います。

 

また、自分の投資を支えてくれる、家族へも思いやりや感謝の気持ちをもって接すると、さらに気持ちの良いお金の使い方ができます。

 

こうして、普段から相手について思いを馳せながらお金を使うことが大切なんだと思います。

 

まずは奥さんに感謝するところから始めます

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ここまでの話をまとめますと

 

1.ついつい目先の利益獲得に走ってしまう

成果を焦って、お金のことばかり考えるようになっていませんか?

 

2.なんのために収入を増やしたいのか

そもそも投資を始めたのは、自分や家族をより豊かにするためであるはずです。これを忘れると、稼いでやっているんだ、と傲慢になってしまいます。

 

3.人のためにお金を使うことが収益に繋がる

投資を続けるには、周りの人、とりわけ家族の理解や協力はとても大切です。また、お金を増やしてくれる投資対象にも感謝すべきでしょう。このように思いやりを持った使い方をすることが収益アップの原動力になります。

 

 

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投資は、本来ビジネスを持つ人々を信じてお金を投じることで、お金を増やす行為です。

 

それは、ビジネスをする人達を助けるとともに、リターンとして受け取った配当や、株価などの価格差益を得ることで、自分や自分の家族をも豊かにします。

 

つまり、係わった多くの人々に、お金というリターンをもたらすことによって、経済的な豊かさやゆとりを提供するわけです。

 

僕もたびたびこのことを忘れそうになり、周りの人、特に家族との関係を悪くしてしまうことがあります。

 

とりわけかみさんには、話題や予定の共有を怠ったりしてしまい、距離を作ってしまうことがあります。

 

お前のためにやってるんだぞ、と大上段にならずに、いまの自分の現状を共有し、思考を併せながら資産運用をしていこうと思います。

 

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