特別定額給付金のオンライン申請やってみました。申請時の注意点3ポイント

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やっぱりこんな話になっちゃいますよね。

headlines.yahoo.co.jp

 

マイナンバー持ってないとか、パスワード覚えてないのも自己責任とか言う意見もあるかも知れないですが、それでもやっぱり厳しい感じがします。

 

僕もオンライン申請やってみました。おかげさまでなんとか上手く申請完了、翌日には受理しましたのメールが届きましたが、同時に申請については、いくつか難点も感じました。

 

いわゆる「罠」のようなものがたくさん仕掛けられているように感じました。手元に給付金が支払われるまで、これは気を抜くことができません。

 

 

養護するわけじゃありませんが、せっかくマイナンバー制度をつくった訳ですし、ここで利用価値を高められれば、ある意味マイナンバー制度にも追い風が吹くんじゃないかと思います。

 

 ですが、初めてのこのマイナンバーの出番がこういった機会であることは、むしろ運が悪かったようにも思います。

 

いまの運用であれば、マイナンバーの評価はおろか、今回の申請の難しさにも腹をたてる人は多いんじゃないでしょうか

 

お役所対応の難しさがもろに出てしまった

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お役所に対する書類提出の複雑さ、難しさは、誰もが感じているとおりです。結婚届や離婚届一つとっても、とてもたくさんの記入項目があります

 

また、そのほかに求められる必要書類や必要グッズも多いです。

 

印鑑や身分証明書などは代表的ですが、それこそマイナンバーなども最近はよく求められますし、なければ保険証や住民票などをとらなければなりません。

 

今回のオンライン申請は、そのあたりの一通りのめんどくささが、完全にパッケージングされています。

 

書類提出に慣れている公務員や会社の内勤経験者はともかく、この申請方法で高齢者や忙しい飲食店の方々、普段は書類と縁が無い職人さんなどに給付金が届くのでしょうか。

 

お役所ですので、公正に、きちんとした手続きで書類提出がないと困る、という意図は分かります。

 

ですが、ここまで条件が厳しいと、少なくともオンライン申請においては、限られた人にしか行き渡らないのではないかと思ってしまいます。

 

はやく、また安全に給付したい、という目的が達成されるのか、心配になってきます

 

余計な気を回してしまいましたが、申請時に用意すべきものや、注意しておく点についてまとめてみました。これからオンライン申請するという方の参考になれば幸いです。 

 

1.オンライン申請に必要なものはマイナンバーだけではない

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結局できねーのかよ!!ということにならないように、必要なグッズを確認しておきます。総務省のHPリンクも貼っておきます

 

残念ながら、一つでも足りないと、オンライン申請の途中ではねられてしまいますので、その場合は郵送での対応を待つことになります。

 

マイナンバーカード

ICカードリーダーか、カード読み取り対応のスマホ

マイナンバーカードの暗証番号

●銀行口座とそれを確認できる書類

●マイナポータルのダウンロード

です。それぞれすこし説明していきます。

 

マイナンバーカード

カードリーダーやスマホの読み取り機能を活用するので、紙の通知カードはダメです

 

ICカードリーダーか、カード読み取り対応のスマホ

マイナンバーカードの読み取りに使います。

 

PCで手続きするならICカードリーダー。スマホ手続きなら、読み取り対応の機種です。以下が対応機種が記載されているリンクです

 

ちなみにi phoneだと、i phone7以降です

 

マイナンバーカードの暗証番号

グッズではないですが、必須で用意しておかねばなりません。しかも、ここがある意味注意ですが、4桁の暗証番号のほか、署名用に準備した6桁~16桁の暗証番号も必要です。

 

この署名用の暗証番号は、人によってはマイナンバーカード作成時に定めていない人もいます。

 

覚えてない人がほとんどだと思いますが、今後自分が役所書類において、電子署名をする可能性がないな、と判断した人は定めていない可能性もあります。

 

この場合、記憶をたどってそれらしい6桁~16桁を入力しても、はねられてしまいます。なんとも落とし穴のような条件です。

 

●銀行口座とそれを確認できる書類

口座番号はもちろん、店番号も必要です。だいたいキャッシュカードに書いてあります。

 

ちなみにキャッシュカード、預金通帳、ネットバンクの口座画面のいずれか1つは写真を撮って送りますので、必要です。

 

ほとんどの人は大丈夫と思いますが、すぐに10万円が欲しい生活困窮者の中には口座を持っていない人もいるのでは?と勝手に心配したりしています

 

※口座の暗証番号はもちろん聞いてきませんので、安心ください。それを聞いてくるようであれば、100%詐欺です。

 

●マイナポータルのダウンロード

これは必須ですが、そんなに難しくありません。アプリを入れるだけです。

 

ですが、普段アプリを入れない高齢者や、機械音痴を自負している方だと、アプリのダウンロードそのものに面倒くささや難しさを感じるかも知れません。

 

2.転売ヤーの恐ろしい魔の手

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僕は、自分の携帯がi phone6sでしたので、息子の携帯を借りてマイナンバーカードを読み取りました。

 

ですが、最初、自分の名義の携帯で手続きしないとダメなのかな、もしくはICカードリーダーを手に入れて、パソコンで申請しないといけないのかな、とも思いました。

 

でもこれ、ICカードリーダーなんて、持ってる一般人いるのかな、と思います。

 

で、Amazonでチェックしてみたら、ICカードリーダーはすでに繁盛しているようで、価格は3,000円から4,000円、高いモノで6,000円くらいで販売しています。

 

メルカリをチェックすると、やはり3,000円~4,000円くらいで売っています。

 

恐ろしいのは、すでに買い手が多くついていることです。まだ売り切れではないですが。

 

マスクやトイレットペーパーの現象を思い出しました。これ、もしかして今後は値段がつり上がるんじゃないのか、と恐ろしい気持ちになりました。

 

転売ヤーの鋭い商売感覚に驚くとともに、こんなところにまで転売市場が入り込んだらいやだなぁという気持ちにもなりました。

 

10万円の給付のために、3,000円のカードリーダーを買うことになったら、ばかばかしいと思い直し、息子のiphone利用に至りました。

 

結果としては、問題なかったわけですが、いくら家族が多くて4,50万くらいが見込まれても、カードリーダーを買う必要は無いんじゃ無いかと思いました。

 

3.給付はいつになるのか

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さて、必要資料がそろっていれば、あとは総務省のリンクの手順通りに進めれば、問題なく申請までは可能です。

 

動画もありますので、PC版、スマホ版と、自分のタイプに合わせて実施するとよいでしょう。

 

僕自身も、かなりゆっくり読みながら申請を進めました。途中やりなおしたこともありましたが、30分ほどで完了しました。

 

途中、入力内容を保存して、指定したメールアドレスに記録を飛ばしてくれる機能もついていますので、このあたりはなかなか親切だったな、と思います。

 

ただ、これはテクノロジーが生活に浸透している人はともかく、アナログ生活のなかでやってきている人にとっては、けっこうきつい作業になるかも知れません。

 

 

しかし問題は、こうして申請して、いつ給付されるのか、です。結局給付が届かなければ、どんなに早く申請しても、何の意味もありません。

 

ちなみにうちにはまだアベノマスクも届いていません。給付金も、明日振り込まれるのか、1ヶ月後なのか、いつになるのか、今ひとつ不明です。

 

今後の給付スケジュールや自分の口座をよくチェックしておきたいと思います。

 

まとめ 困っている急いでいる人達に届かせよう

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今回は、すぐにオンライン申請を、と準備している人達のために、僕なりに申請時の注意点をまとめてみました。

 

給付の目的から考えれば、はやく困っている人に届かせなければ意味がありません。

 

ですが、だれもがオンラインで手続きが便利にできる、と言えるには、まだ不備は多いと感じます。

 

ぬか喜びとならぬよう、郵送でなければ内応できない部分については、はやく情報を載せるべきだと思います。

 

郵送対応時に必要となる書類や資料についても、丁寧に情報を載せるべきだと思います。

 

マスコミあたりには、その辺の情報提供を丁寧におこなって欲しいものです。

 

 

ここまで書いたことをまとめると

 

1.オンライン申請に必要なものはマイナンバーだけではない

マイナンバーの暗証番号や銀行口座の店番号、マイナンバーカード読み取りの機材などは、ちょっとした落とし穴ですので、ぬかりなく準備しましょう。

 

2.転売ヤーの恐ろしい魔の手

ちなみに自分の経験で言えば、機材などは借り物でも申請者のマイナンバーがご自身の物であれば申請できるようですので、焦って機材を無駄に購入しない方がいいと思います。すでに転売ヤーもこのあたりを商機と嗅ぎつけているようですので、気をつけたいものです。

 

3.給付はいつになるのか

結局、給付金が届かなければ、いくら素早く順調に申請しても、何の意味もありません。自治体にもよると思いますが、給付スケジュールは十分にチェックしたほうが良いでしょう。

 

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ご家族が多い方は、4,50万の給付となると思います。それだけに詐欺なども増えますので、十分慎重に申請されることをオススメします。

 

オンライン手続きなどやったこともない、という方は、すこし余裕があるのなら、郵送対応でも良いかも知れません。

 

とにかく、こうした事態ですので、急いでいる人にすこしでも早く、スムーズに給付が行き届くことを願っています。

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