下がっているときに買う。テクニカル逆張りは経験と度胸

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先日、コロナショックに負けたくない、と気力のブログを書きました。

 

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いくつか強気に買いましたが、FXに関しては、なかなかいい感じで的中してくれました。

 

あの後、107円台で確定し、108円を待たず、もみ合いのところでもう一度ドル円を売りで仕込んだ分、円高で跳ねました。101円台は見逃しましたが、103円台で確定しました

 

しかし、その後は二度の105円復帰で失敗、さらに106円の復帰もあり、3連敗です。とはいえ、円が回復基調なら、世間的には取引が正常化します。ある意味喜ばしいことです

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また、ほかの長期投資系はだだ下がりとなっています。

 

コロナショックも相変わらず収束の見込みありません。

 

中国のホントかどうかよく分からない(3月12日、新感染者数8人/日という話ですが)情報が若干収束に傾くか、といったくらいです。

 

これだけの先行きの見えない情報に加え、実際の経済活動も軒並み自粛や縮小しているわけですから、下がるのはもはや当たり前です。

 

ですが、前回のブログ同様、ここで弱気になってはいけない、とさらに買いに突っ込んでいます。

 

目次

 

暴落が来た!

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誰もが嫌になるムードですが、悲観してはいけないし、悲観すべきものでもありません。と僕は勝手に思っています。

 

こういう時こそ、敢えて買いをやめず、買う量を増やします。

 

当然、ここまでやるのはだいたいバカだ!と言われますので、人には勧めません。人に勧められるような買い方ではありません。

 

ちょっと前に書いた日産の逆張り記事についても、あの時からさらに下がっています。

 

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手持ち資産は、軒並み下がっています。30%近く下がった日産株を筆頭に、REITもインデックスも、長期投資系はガッツリ下がりました。

 

しかし、今回も買いで入り続けています。順張りのみしか知らなかった10年前、リーマンや東日本大震災で大変痛い思いを経験しました。

 

以降逆張りに転向して、小さい利益を拾ってきた僕としては、ここが転向以来最も大きな節目を迎えています。

 

でも、市場というのは、上がったり、下がったり。

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不安で損切りし、売る人がいる傍らで、買う人がいるから成立します。

 

暴落した時に買うことで、景気を底辺で下支えしているのです。

 

別に聖人君子のような善意やボランティアで買うわけじゃないけど、そう考えたら、気持ち的にも、いい気分です。

 

1.大暴落しているときに買う

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ちなみに、20代くらいで株を始めた時、根拠もなく買った値段が思い切り高値で、結局その辺りの価格を最高値に、ガンガン下がっていったことを覚えています。

 

そのあと、株の雑誌や本を読み、何度も底値買いを目指しましたが、うまくいきませんでした。

 

そこで、タイミングを一歩ずらすことにしました。

 

暴落時の購入です。どこまで下がるかわからない時に買いを入れるのは、勇気が入ります。

 

ですが、このくらい早いタイミングで見切りをつけると、結局は最安値周辺で買えることもあります。

 

2.売りで入るのもあり

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これは最近知ったのですが、お金持ちは暴落に従って稼ぐ、とも言います。ちょっとお金はかかりますが、信用取引で売りから入っています。

 

売りから入るわけですから、いずれ株は返さなければなりません。返済期日があるため待ったなしの状態ですが、市場が下がり目と分かっているなら、短期でトレードします。

 

まさにショート(売りのこと)です。これは決して堅実な話ではないですが、しかし、暴落すれば大きく利益が出ます。

 

市場というのはたいがい、ちょっとずつ価格を上げる反面、暴落するときは一気に行きます。まるでジェットコースターのようです。

 

だからこそ、じわじわと上がっているときに、着々と売りを仕込みます。目安は、

  • 過去一ヶ月の中でもトップクラスに価格が上がっている(今回のドル円で言えば、112円をつけたあたり)
  • だれもが投資をやった方がいいと言い出す
  • yahooニュースあたりで、世間の不安が煽られるニュースが出る(今回はコロナなど)
  • こうしたニュースについての話が世間話に出てくる

などです。よく、景気が良くなると、貯金より投資の話が多くなります。自分の家族や仕事先、取引先でいままでまったく投資に興味のなかった人たちが、「これからは投資の時代だ」と言い始めた当たりが狙い目だと思います。

 

テレビのニュースで「日経平均がいくら上昇!」とか「ダウが過去最高!」とか言い始めるあたり、自分の奥さんが投資に興味を持つあたり、仕事場で投資する、しないの話が出るあたりはポイントだと思います。

 

ジェットコースターで言うところの8割か9割くらいは序盤の山を上り詰めているところです。

 

このあたりで売りに参入すると、どんと暴落します。今回はドル円が112円をつけたあたりで、コロナウィルスのニュースも飛び交いましたので、すぐに下がりました。ある意味分かりやすいぐらい下がってしまいました

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ほかのお金持ちはどうやっているのか分かりませんが、僕の場合は、べつに手持ち資産を売っている訳ではありません。

 

手持ちの資産は、暴落を感じれば、ちょっと売ったりはしますが、僕は別に暴落の予感を感じとることはできません。

 

十分なインカムゲインから得られるキャッシュフローを、この逆張り(ショート)に仕込んでいくのです。

 

そして、暴落がおこれば、仕込んだショートから利益が出ます。(手持ちの資産は暴落します。)今度はそれを手持ちの資産に入れていきます。

 

こうすることでリスクヘッジしています。(資産全体としては下がっています)そして、まだ下がっているあたりから買いを入れていきます。

 

3.ドルコスト平均法で淡々と買う

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安くなっているので、たくさん買い込む必要はありません。

 

ドルコスト平均法でいえば、いまが同じ投資額で安く買える時期です。

 

かと言って、おそらく現金がないと思いますので、毎月投資に使っている額を淡々と入れ続けます。

 

焦って大量のお金を入れる必要はありません。

 

どこでチャートが上向きに切り返してくるかは、だれも分からないからです。

 

度胸と、忍耐力、資金的な体力の問題です。借金してまで買い込む人もいますが、相当な相場師は別として、個人投資家はするべきではないでしょう

 

ですが、買わないという選択肢はありません。こういう時に、淡々と買いを入れ続けることが大切です。

 

例えば月5万をインデックス投信に投資しているなら、5万一括ではなく、1万ずつくらいに分け、30日間を5で割った6日を1ターンとして購入します。

 

暴落時は、日を追うごとに安くなっていくので、購入タイミングを分けると、今週より翌週、翌週より翌々週あたりの方が、より安く買えます。

 

今回のように、解決の先が見えない事象が原因だと、ダウでも起こっているように、ストップ安が断続的に何回もあったりします。 

 

4.暴落の原因がはっきりしていれば買い込む

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ですが、それでも買い入れ続けます。下げながら買う、という感じです。どこが底値かは、後で分かります。逆に、底値を感じてから買いをいれても、手遅れになります。

 

今回の暴落の原因は、ここまで来るとコロナウィルスにたいする人々の不安であることは明らかです。

 

収束の兆しが見えれば、力のある企業、経済活動ができる企業から株価は回復していくことになります。

 

収束の兆しが見えてから、では、僕ら個人投資家は後れを取ってしまいます。いつ収束してもいいように、その日、その瞬間が収束する、底値になる、と思って買いを続けます

 

まとめ 人の噂も75日

これ、本当に投資ではよくできたことわざだと思います。だいたい、企業の不祥事による暴落なども、75日くらい、3ヶ月弱くらいたつと、回復してきます。

 

今回もコロナ収束の兆しが出れば、3ヶ月もすると、市場も元に戻る可能性が高いと見ています

 

ここまでの話を振り返ってみますと、

 

1.大暴落しているときに買う

2.売りで入るのもあり

3.ドルコスト平均法で淡々と買う

4.暴落の原因がはっきりしていれば買い込む

 

と、こんなことにポイントを置きつつ投資しています。リーマンや震災の経験を活かし、強い度胸で下げながら買う、を続けています。

 

反発してくれれば、その後のインカムゲインも期待できます。問題はこっちの経済的体力が持つかどうか。

 

ちなみにFXでは、予想以上に早く回復基調に入ってしまい、誤算となっています。ですが、コロナが収束していない以上、もう一度円高に動くのではないかと、106円、107円、108円のところで売りを仕込んでいます。

 

それぞれに、一円円安になったら買う、という逆指値を入れています。すこし損をしてでも、相変わらずトレンドとは逆張りです。

 

まさに「肉を切らせて骨を断つ」ような投資です。すでに106円の仕込みは、107円に到達してしまったので、取引が完了してしまいました。無念

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とにかく、粘るのみです。

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