FXをスイングドレードで再始動。本当に稼げるのか実践

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4年くらい前に、FX市場で大損をし、市場から撤退していました。

 

あのときはちょうどトランプ大統領就任時くらいだったと思います。

 

市場が大幅に動き、一時的に大暴落、一夜あけて相場はすぐに戻りましたが、私が持っていた10本の建玉は、全てロスカットの憂き目に会いました。トルコリラー円や豪ドルー円でもっていましたが、およそ60万円が一気に吹っ飛んでしまいました。

 

あのとき、やはりテクニカル市場性の強い投資は自分には向いていない、と思い、二度とこの当時には手を出すまい、と思っていました。

 

スワップポイントと逆張り狙いが失敗

あのときは全ての建玉をロング(買い)で持っていました。豪ドルや南アフリカランドトルコリラなどは、スワップポイントが高く、しばらく持っていればスワップだけでインカムゲインが得られると思っていたからです。

 

さらに、相場が1円下がるごとに1本建玉を増やすという、強気の戦略をとっていました。価格が戻れば、大幅に利益を上げられると思っていたのです。

 

当時はFXの相場変動は激しいとはいえ、30%も価格が変動することは滅多にありませんでした。リーマンショックも終わったことだし、しばらく暴落はないだろうとタカを括っていたのです。

 

ですが、やはりロスカットがあるFXの相場変動は甘くありませんでした。一度暴落の傾向が出れば、思い切り変動します。

 

しかも、その変動は1日でほぼ元に戻ってしまうのです。デイトレができる時間と体力がなければ、FXで利益を上げることはできない、と思っていました。

 

一日の変動幅がおおきすぎて、建玉を持ち続けることは困難だし不安、というのが、このときたどり着いた結論です

 

ですが、ここにきて、もう一度スイングトレードで参入してみることにしました。少額の犠牲があれば、米ドルー日本円あたりから始めれば、いけるかもしれない、と勝算が立ったからです

 

1.スイングトレードの安全性について

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スイングトレードとは、一定期間の幅を持って、市場の波を見ながら投資する方法です。逆指値をつかうことで、大幅な価格の上下動に対応できるので、少なくとも大損はなくなります。

 

たとえば、1ドル110円と108円の状態が一定期間の間でなんどか行き来しているときを利用します。テクニカル分析上の話ですが、同じような波が来ると仮定すれば、108円で買いから入ったり、110円で売りからはいったりすれば、確実に利益が出るわけです

 

ですが、絶対に108円~110円の間で推移するとは限らないので、予想がずれることがあります。そこで、108円から買いに入った場合、逆指値で107.5円くらいのところで、売る指示を出しておきます。

 

こうしておけば、大暴落がおこって1日で5円、10円と価格が変動してしまっても、少ない損失で済みますし、ロスカットされる心配もありません。いわば、自分でロスカット金額を設定するようなものです。

 

このように設定したら、あとはひたすら待つだけです。108円で買ったら、それ以上に、110円で売ったら、それ以下になるまで、チャートの周期通りに動くまで待ちます。

 

もし土日に建玉をもったままでも、逆指値が入っているので、土日に価格変動を大幅に促すようなイベントが起きても安心です。

 

あとはチャートと確率の問題です。過去と同じ動きをチャートがしてくれれば、利益が必ず出ます。

 

というわけで、この作戦でふたたびFXに臨むことにしました

 

2.株式と違い、為替はファンダメンタルを読みづらい

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この人の動向次第で、為替はどうなるか分かりません

いままで株式については、長い間ファンダメンタルと逆張り路線で臨時収入を上げてきました。会社動向を読んで、価値が低く見積もられている株を予想し、選び、長期に保有する。とくに業績が一時的に落ちているものを選んできました。

 

すると会社が業績を回復するだけで、おおきな利益が得られます。人の噂も75日、業績が一時的に下がっても、3,4ヶ月くらいすると、ぐぐっと株価は戻してくるケースが多いと感じています。

 

ですが、この3,4ヶ月がとても長く感じられますし、割安株を100%選び抜くことはできません。株式でさえ、完全なファンダメンタル投資は難しいと言えるでしょう。

 

以前はこの考えをFXに持ち込んでいました。スワップポイントが毎日つくため、相場が円高となったときにロング(買い)ではいれば、あとは持ち続けるだけで利益がとれるのではないかと思ったのです。

 

ですが、為替は国単位のファンダメンタル予想となってしまいます。明日アメリカが一日平和で終わる保証など、どこにもありあせん。暴落した、とおもって買いを入れても、さらにおおはばに暴落する、なんてこともザラに起こります。

 

くわえてロスカットがあるので、下落相場で持ち続けていると強制的に確定されてしまいます。

 

スイングトレードなら、完全にテクニカル分析となるので、国の事情を鑑みる必要はありませんし、予想している相場のレンジを外れれば、逆指値で損益も確定します。

 

多少の損はとっても、最後はトクできる、と思っていれば、スイングトレードする意味はあると思ったのです。肉を切らせて骨を断つ感じですね。

 

3.ショート(売り)からはいるのが理想的

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こんな動きも、よくあることです

もちろん、上下のスイングのなかで利益を出していくやり方ですので、ロングでもショートでもいいと思いますが、個人的にはショートで入る方が分かりやすいかなと思っています。

 

チャートでよくあるパターンとして、価格はゆっくり上がり、突然大暴落する、この周期をくり返します。

 

これは、価格を信用と捉えると分かりやすいですが、その価格への信用、信頼が高まってくると、徐々に上がっていきますが、信頼を失うのは一瞬です。暴落は一気に起こります。

 

先ほどの例でいえば、108円~110円のレンジなら、110円のショートから入るほうが、結果がわかりやすいと思います。

 

突然120円に跳ね上がることはあまりありませんが、110円が一瞬にして90円になることは過去に何度もありました。

 

ですので、今回のFXの再参入についても、ショートから入りました。スワップポイントは毎日数十円のマイナスがつきますが、一挙に円高の場面を迎えれば、そのマイナスは吹っ飛びます。

 

まとめ とにかく挑戦してみる

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いろいろと作戦をこねて説明してみましたが、これも完璧な作戦とは言えません。でもやってみる価値はある、確率のよい作戦かな、とは思っています。ここまでの話をまとめてみます

 

1.スイングトレードの安全性について

指値をつかって、損切りの限界値をあらかじめ決めてしまうことで、諦めもつきやすく、またロスカットにおびえずに取引ができます

 

2.株式と違い、為替はファンダメンタルを読みづらい

為替は通貨の価値を決めますので、国そのものの値付けのようなものです。株式でもファンダメンタルを読むのは難しいのに、国単位でそれはとても難しくなります。チャート重視のテクニカル分析のほうが、分かりやすいし、参入しやすい感触があります

 

3.ショート(売り)からはいるのが理想的

ロングからはいって、保持し続けた結果、4年前は大損してしまいました。インカムゲインを狙うよりも、FXはいかにキャピタルゲインを安全にとれるか、その作戦をねるほうが現実的かも知れないとおもいます

 

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というわけで、再びFXに参入開始です。今週(2020年2月3週目)に米ドルー日本円で112円のショートから入りました。どうなっていくかについては、今後またレポートしていきたいと思います。

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