こまめな休憩で頭をリセットしよう。新たな創造力を発揮する4つの方法

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仕事に集中しすぎて、頭が混乱したり、間違いを起こしたりすることはありませんか。試験期や、新たな仕事に就いたとき、またアクシデントに見舞われて、忙しくなりすぎると、頭の中が泡立ってきて、まったく集中できなくなってしまいます

 

意外と気づかなかったんですが、休憩、それも、ほんとに頭の中を真っ白にする休憩が大事です。

 

一生懸命になっているとき、V字回復したいとき、名誉挽回したとき、失敗を取り戻したいときなどは、ほんとに人間って集中しています。

 

それだけに、自分の方向性が一方方向かつ前のめりになっていることに気がつかないものです。

 

こんな時は、少し立ち止まって、頭をリセットしてみてはいかがでしょうか。休憩時間をこまめにとって、頭を整理してみましょう

 

休憩の思わぬ効果

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日本人は、すこしサボってるかも、くらいでちょうど良いかも知れません

僕自身も、休憩ばかりとることは、あまり仕事に進捗にとって良くないことだと思っていました。

 

ですが、1~2時間に1度、15分くらいの休憩をとることで、脳の思考の中身を完全に入れ替える方が、本業の効率が上がります。

 

あまり科学的な証拠を知っているわけではありませんが、僕のこれまでの感覚や、他の人の休憩についての感想を聞き込んでいったところ、同じ結論に達しました。

 

ぶっ通しで集中して仕事する方が捗る、という方もいるともいますので、強力におすすめするわけではありませんが、僕なりに休憩の効果について4点ほどまとめてみました。

 

1.寝ることの効果

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まずは、眠ることです。完全に休憩してしまうほうから説明していきます。眠りには、脳の複雑な思考をリセットする働きがあると言われています。

 

神経的な話で言えば、人間には攻撃的な反応をするための交感神経と、身体の緊張感を抜くために働く副交感神経があります

 

運動したり、会議でプレゼンしたり、女性を口説いたり、など、なにかものを獲得しようと、気持ちが狩人のようになっているときは、交感神経優位です

 

反対に、眠っているときにも、べつに身体は完全に休んでいるわけではなくて、副交感神経が働いています。たとえば、副交感神経が優位のとき、食べ物は消化されます。だから、食べた後眠くなる、というのはとても正常な生理反応と言うわけです。

 

ですので、眠ると、脳の神経伝達系にこの副交感神経のはたらきが絡んで、脳内のさまざまな情報の行き来を和らげ、思考で疲れた頭の中を一度リセットしてくれるわけです。

 

新しい記憶を行ったとき、難しいことを考えたときなどは、脳は気づかずに疲れています。ですので、眠るのは、こうした絡み合った思考を解きほぐすのに最適と言えます。

 

だから精神科の先生は、興奮した患者さんや、統合失調症自律神経失調症のかたには、眠くなる薬をだしますね。こんがらがった脳内の思考を落ち着け、解きほぐしてリセットするわけです。

 

これはうつ病にかかったときに、僕の通っていた先生が教えてくれたので、たぶんそういうことなんだろうと思います。

 

ですので、眠るというのは、脳にはとてもいいことと思います。

 

2.同じことを考えないことの効果

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休憩していったん同じ思考を停めることで、同じことを考えないようにすることも意外と大事なことです。

 

たとえばyou tubeで同じような番組ばかりみていると、AIが勝手に判断して、その系統の番組ばかりを次の候補番組に出してくるので、you tube内が同じ番組で埋め尽くされてしまいます。

 

脳内も同じだと思います。一カ所、一時期に同じ情報だけを入れると、思考が凝り固まって同じ情報だけを反芻してしまうのです。

 

これが仕事やストレスのことだったらどうでしょう。気になってしまいますよね。さらに悪循環なことに、気になってしまって、眠れなくなったりもします。

 

前述したとおり、眠れなくなってしまうと、脳のリセット機能が上手く使えないので、やはり脳の機能が下がってしまうと考えられるのです。

 

脳の疲労をなんとなく感じたとき、僕はよく赤ちゃんや幼児の動画をみて、癒やされるようにしています。そうして別の情報を入れると、僕自身のyou tubeチャンネルにもさまざまな情報が入ります。たぶん、同じことが脳内でも起きていることと思います。

 

これは癒やしになると同時に、いままでの同じ思考の堂々巡りを脱出して、新しい刺激を作ることになります。

 

気持ちが落ち着いて、すっきりとまたもとに仕事に戻れます。戻る頃には、新しいアイデアなんかも浮かんでいて、それが問題解決に役立つこともあります

 

3.違うことを考える

ちょっとこの手前で書いてしまいましたが、違う情報をわざと詰め込んで、脳に隙間を作ります。そうすると、脳のメモリーに余裕ができて、脳内の情報整理がしやすくなります。

 

こうすると、同じことを考え続けていたところから、新しいアイデアが生まれてくるので、もう少し本業へのこだわりに寄り添い続けることもできます。

 

もし、仕事につかれて休憩するなら、このとき、あまり難しいことを考えたり、交感神経をつかうようなことを考えてはいけないと思いますよ

 

少しの時間ですが、アルファ派が出るようなことを自分にしてあげましょう。脳への栄養、プレゼントになりますよ。ヒーリングミュージックを楽しんだり、子供の画像を見たり、南の島の優雅な映像を楽しんだりするのも、良いのでないでしょうか

 

4.身体を動かす

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身体を動かす指令を、脳から出させてしまうのも良いと思います。休憩を取って、すこし出歩いたり、近くのお店に買い物に行ったり。それだけでも脳は別の指令をあなた自身に出すことになりますので、だいぶ活性化すると思います。

 

かつてうつ病に見舞われていたとき、うつ病の人が運動をすることによって、病気を克服するという事例を何度もみてきました。なんでもセロトニンというホルモンが増えて、癒やしの効果や、前向きな気持ちの促進につながるとか。

 

運動は、抗うつ薬を投与したと同じくらいの効果があると言われます。

 

僕自身も、ロードバイクを漕ぐことによって、だいぶ当時の鬱々とした気持ちを吹っ切っていました。運動した後に得られる清涼感は確かに、抗うつ薬と同じ効果があると思います。

まとめ ノイローゼになりやすいのは、継続(無休憩)による疲労

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おしなべて休憩というのは、いままで継続的に同じ業務に向かい続けて来た人から、疲労を取り除いてくれます。脳に隙間をつくり、新しいアイデアが生まれるよう、キャパシティを作ってくれるのです。

 

やはり休憩が無いと、ノイローゼになってしまいますが、その原因は、継続的な思考の連続と、それによる疲労が大きいと思います。

 

1.寝ることの効果

2.同じことを考えないことの効果

3.違うことを考える

4.身体を動かす

 

こうした利点をフルに活かし、脳を落ち着けるには、やはりこまめに休憩を取ることだと思います。逆に休憩を取ることによって集中力も維持されると思うので、脳に長期戦を強いるときは、むしろこまめに休憩を取るべきかと思うようになりました。

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忙しい現代社会ではありますが、うまく休憩を挟んで、いい仕事を仕上げたいものです

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