ガンコな老害対策。無駄な闘いで消耗しない3つの方法

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そこが問題じゃない!と言ってやりたくなる武勇伝

話し合えばわかる、とか、コミュニケーションさえ取れていれば、よく言いますが、話しても通じない相手って、たまにいませんか。とくに歳のいっている、頑固な人達。旧態依然とした古い常識を盾に、自分の意見と経験のみで突き進む。

 

その結果周りがたくさん振り回されているけどお構いなし。そりゃ高度成長期はそれでよかったんでしょうけど、あなたのその振る舞い、ずばり老害です。という人。

 

今回は老害をしっかり定義したうえで、彼らのムカっとくる一面を確認し、これに出くわさないようにするための工夫を考えてみたいと思います。

 

僕もかなり勝手なこと書いてますが、とにかく老害に出会うことで消耗することを減らすのが狙いです。あくまでかわし方であり、戦い方の記事ではありませんので、そこは宣言しておきます。ライフハック的な感覚で読んでいただければと思います。

 

目次

何が一体老害なのか


この記事はおよそ 9分13秒で読めます。


ネットで老害を引くと、第一番目にニコニコ大百科のページが出てきます。たしかにまだウィキペディアに載るような言葉ではないですよね。そこによると

 

自分に知識や経験が備わり、特に学習する必要がないと思い込み、元々の性格の問題が表に出始め自分の常識や意見が一般論、もしくは一般論に優越する正論と勘違いをするようなことがある。(ニコニコ大百科 より一部抜粋)

 

という解説が入っています。つまり、利己的になった人で、自分は特にもう学習する必要がないと思い込んでいる人が持論こそ正解と思い込んでいれば、その状態は老害となります。だから若年者でも、もう謙虚さがない人、学習する気がない人はこれに当てはまりうる人がいるのかも知れません。

 

僕なりにも老害に当てはまる特徴を書いてみました

  • 情弱でスマホより自分の経験が正しいと思い込んでいる
  • 異常なまでの労働収入に対する信仰
  • マウント志向
  • すきあらば昔の武勇伝を語る

このへんは結構間違いなんじゃないかなと思います。基本知らないことについてググりません。調べもしません。勉強もしません。しかも、なまじ昔の知識が入っている人は、いまでもその理論を信じたりしています。

 

たとえば、「投資はもうからないから貯金しろ」と言って全然貯金がない親。「俺の時代は残業残業で、寝ずに働いたもんだ」といってまったく出世していない上司。「中学生で月収300万円なんて、何かも間違いに違いない」と文句ばかり言うネット民など、自分たちの経験が邪魔してしまって、新しい考え方、新しい仕事のスタイルや働き方を認められない人達は結構います。

 

たとえ若くても、こうした考え方が染みついてしまっている人は、老害でしょう。自分も気をつけたいものですが。

 

逆に、年がいっている人でも、示唆に富む発言をする人、まわりと一緒に進化し続けていく人もいます。ともかく、老害の考え方にねじ伏せられて、あなたの考え方や新しい挑戦の芽が摘まれないように、対策を考えてみました

 

 

1.問題を共有しない

大体話していて分かると思いますが、圧倒的に話がかみ合いませんし、彼らの問題は大抵解決不可能です。老害の人々は、たとえば「日本の政治は官僚や政治家が悪い、だから彼らがすべて辞めなければいけないんだ」というような、結局実現不可能な結論にたどり着きます。

 

あいつらが変わらなければいけない、と人のせいにするのです。それよりは、どのように自分たちが変わり、どういうアプローチから始めるかを考えるべきだと思いますけどね。

 

今の政治がもし駄目だとして、だったら選挙に行かなきゃいけないわけです。もしくは、自分と同じことを考えている人がより多く選挙にいかなきゃいけないわけです。そうなっていないのは、どうしてなのか、を考えるのが、この場合の現実的な解決の考え方だと思います。

 

ちょっと話が思想的になってしまいました。こんな風に反論すること自体が、たぶん老害側の人々と溝を深める原因となります。なにしろ、話し合って結局「ああそうか、そういう考え方もあるのか」と考え方を変えてきた人ではありません。

 

かならず反論しますし、納得してくれません。しかもそうやって長年生きてきてしまったので、余計に考えを変えられないのです。

 

現状バイアスという言葉があります。いままで同じところに住んできてしまったので、簡単に引っ越しできない、とか、同じ携帯を使い続けてきてしまったので、いまさら機種変できないとか、おなじ習慣をつづけてきてしまった結果、変化することにおっくうになってしまう現象です。

 

老害の人達は、これにかなりどっぷりと浸かりきっています。だから同じ問題を共有し、別々の意見を尊重できません。かならず潰しにかかります。そうじゃないと老害側の人達が生きづらくなってしまうからです

 

2.趣味の話をする

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趣味の話でドヤ顔でうんちくを語ってもらいましょう

でも、まったくコミュニケーションをとらずに行くわけにも行かないでしょう。親とはそうそう縁を切れないでしょうし、上司ともうまくやっていきたいところです。

 

ひとつの対策としては、当たり障りがないけれど、こだわりを持った話をする。というところがポイントです。そこで趣味の話という領域が出てきます。

 

老害の人であっても、コミュニケーションは大切だと思っていますし、それぞれその人なりにこだわりは持っていますから、趣味の話でうんちくを述べてもらうのは一番効果的だと思います

 

かといって、主義主張を曲げない人達ですから、もし間違っても、指摘せずに、聞き流してあげるのが良いでしょう。趣味の話であれば、ある程度向こうに主張を譲っても、こちらも被害がないし、コミュニケーションを良好に保てます。

 

趣味の話で話す時間を多めにしつつ、肝心の仕事や主張面の話については問題を共有しないようにする。これが一つの老害の人と付き合いながら距離感を保つ方法といえるでしょう

 

3.こちらの話は理解されないことを知る

 

ただし、こちらの話は最終的に絶対に理解されないことを知っておきましょう。とにかく、老害の方は悟りをすでに開いておられますので、いまさらこちらのアドバイスなど聞く余地がありません。

 

もしあったら、老害など及ぼしていないと思います。

 

説き伏せたり、説得しようとおもってかからない方がいいんじゃないかと思います。あまりに近しいところに老害の人がいる場合、あなたも思考を毒されますので、最終的にはやはり距離をとることが良いと思います。家が近いなら、現実的に遠目に住むなども効果的です。趣味の話もそうそう長く続かないでしょうから。

 

老害を侵す人々と争っている場合ではなく、あなたにはもっとやることがあります。そちらをまずストレスなくやりきることに専念すべきです。

 

まとめ とにかく悪い雰囲気に流されないようにしよう

老害が恐ろしいのは、放っておくと、あなたの思考や思想にも入り込んでくるところではないでしょうか。それを振り払うようにならなければならず、無駄な戦いを強いられてしまいます。そうならないためにも、ある程度この人達が放つ否定的な雰囲気やオレオレの主張に心を持って行かれないようにしたいところです。

 

ここまでの話をまとめてみます

 

1.問題を共有しない

同じ土俵で話し合いをしないこと、その土俵にならないように注意深くなることが大切です。もし話し合いになっても、別々の意見を尊重するような現象は起きません。

 

2.趣味の話をする

そんな人とでもコミュニケーションしなければいけないときは、趣味の話で切り抜けましょう。とくに相手の趣味を把握しておくと、相手に気持ちよくうんちくを語らせることができます

 

3.こちらの話は理解されないことを知る

どんなに会話時間が長くなっても、こちらの主張は理解されないことを知っておいた方が良いでしょう。その説得に時間をかけて疲弊するより、あなたにはもっと時間をかけてやるべきことがあるはずです。

 

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どの人もお互いにリスペクトしあうことができたらいいですね

ちょっと思想的な内容になってしまいましたが、老害の人は頑固な人が多いです。しかも世間的には孤立していることが多いので、より独りよがりになっていきます。彼らに十分な愛情が注がれなかったのは残念ですが、そこをあなたが補填する必要もないはずです。

おそらく老害の行動にカチンとくる場面などもあると思いますが、上記3ポイントを踏まえると、あまり関わらない方がよいというのが本当の結論かも知れませんね。あなたがとにかく無駄な戦いをして、精神を消耗させないことを願っています

 

2 thoughts on “ガンコな老害対策。無駄な闘いで消耗しない3つの方法

  1. papayapapa 返信する

    自分自身が老害なのかと襟を正す気持ちになりました。
    ただ、対立軸を作るより、良好な人間関係を作った方が、人生においては絶対得すると思います。
    これもまた経験則に基づく老害でしょうが。

  2. happylibrary 返信する

    コメントありがとうございます。
    おっしゃるとおりですね。あまり対立を深めず、良好な人間関係をめざしたいものです。また自分自身も年を取ってきていますので、あまりこういう話を語り過ぎるのもまた老害かなと、気を引き締めたりしています

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