全世界株式(オルカン)について。全世界に投資する3つのメリット

あなたは、手堅く利益を得られる株式をお探しですか。

手持ち資金もあるし、そろそろ株でも買って資産運用を始めたい。でも大損したくもないし、いったい何を買ったらよいか、、、とお悩みのかたは多いでしょう

前回はs&p500という米国優良株式500社分の詰め合わせパックについてご紹介しました。

今回はアメリカではなく、全世界株式の詰め合わせパックである、オールカントリー(略してオルカン)についてご紹介します。

始めて株を買う方にもわかりやすく説明しますので、ぜひ安心して読み進めて下さいね。

全世界株式(オルカン)について。全世界に投資する3つのメリット

全世界株式というのは、その名の通り、全世界にある優良企業の株式をひとつにまとめた投資信託です。

投資信託とは、複数の株式を投資会社がまとめて購入してひとまとめにし、少額ずつ投資家に販売するタイプの投資商品のことです。

全世界の美味しい株式だけをあつめたおせち料理のようなものです。お重の一段目がアメリカ株式全般、二段目が新興国、三段目はヨーロッパ株式、といったところでしょうか(^_^;)

個人が複数の株式をいっぺんに購入するのは、お金もかかりますし、株価変動の動きを日夜チェックし続けるのも大変ですので、とりまとめた商品を買うほうがメリットも大きいです。

問題は、どの投資信託がどんな株式を詰め合わせにしているか、というところです。前回ご紹介したs&p500という商品は、アメリカの優良企業500社の詰め合わせパックでした。

今回は全世界株式にはどんな特徴があるのか。利点や弱点はどんなところか、といったところを、全体的に説明していきます。

いきなり個別の企業の株式を買うといっても、とくに自分と関わりがつよい企業などない、という人も大勢いると思います。

オルカンのような商品を購入することで、幅広く、かつ手堅い株式投資を始めることができると思います。

最後に、ネット証券ナンバーワン企業のSBI証券で実際に売っている銘柄も紹介しておきますので、ぜひ最後まで読み進めてみて下さい。

 1.全世界の企業は伸び続けている

まず、日本企業の状態は置いておくとして、全世界の株価平均は、ずっと伸び続けている。ということを抑えておかなければいけません。

画像は日経新聞の記事ですが、ここ30年の世界株価のデータです。

ご覧頂くとおり、世界全体の総生産をあらわすGDP、世界全体の株価(円ベース、ドルベース)は増え続けています。さらに、上昇が高かった月にもし投資をしていなかったとしても、増えているというところもポイントです。

世界経済は、いつなんどき投資を始めても、力強く伸び続けている、ということが分かります。

これは、企業という仕組みがはじまって以来、ぞの活動が世界じゅうどこでも、ずっと求められていることが大きな要因です。

大国アメリカはもちろん、中国、インド、そのほかの新興国など、企業そのものの数は増え続け、活動も活発化しています。

産業革命以降、人類は工業、産業を発展させて、企業を作り続けています。人類の欲求を解決するのが企業活動の使命ですから、人類自体に何らかの欲求があるかぎり発展は続く、というわけです。

ましてや、現在世界人口は増え続けていますので、世の中に欲求が溢れかえっています。この欲求が増え続ける限りは、企業は増加と発展を続けることでしょう。

日本経済は停滞している、などとよく言われますが、それはアメリカをはじめとした世界企業の伸びに喰われているだけで、全世界としては、経済は発展を続けている、ということになります。

 2.大国アメリカに偏らないポートフォリオ

全世界株式という投資信託は、全世界の優良企業の株式をより集めてきて商品化しています。ですから、アメリカはもちろん、それ以外の国の優良企業の株式も含んでいるのです。

テンセント(中国)、アリババ(中国)、ネスレ(スイス)ルイヴィトン(フランス)サムソン電子(韓国)などは、聞いたこともある企業名ではないでしょうか。いずれもアメリカ以外の企業ですが、世界に名だたる有名企業です。

ほぼアメリカ一強ともいえる世界経済の情勢ではありますが、全世界株式では、こうした銘柄も含むことになります。もしアメリカ経済がコケたとしても、なおカバーしうる企業が残る、というのがこの全世界株式の特徴です。

また、アメリカ以外の企業が、いつおおきな飛躍をするかもわかりません。そうした場合でも、全世界株式ならば対応可能です。

このカバーの範囲の大きさや安定感が、全世界株の大きなメリットです。しかもその伸びも力強いモノがあります。

実際、eMAXIS Slim全世界株式 といわれる投資信託の平均利回りは、現状7.63%と7%を超えています。投資金額が10年で2倍になる利回りです。

50年前の日本の銀行預金の利回りと同じ利回りです。むかしの日本人は、銀行にお金をおいておけばお金は各段に増えましたが、いまはその置き場所がこうしたところに変わったといえるくらいです。

 3.管理の手間がかからない

複数の優良企業の株を自分で一つ一つ購入した場合は、その銘柄を入れ替えたり、価格変動をチェックしたり、企業情報を確認して株価変動の兆しを把握したりしなくてはなりません。

投資信託であれば、その管理はすべて証券会社と投資会社が引き受けてくれます。こうした会社はそのかわりに手数料や信託報酬を取るのですが、ネット証券を介した投資信託であれば、こうした支出は極限まで下げることができます。

手間もかからず、手間賃もとられない、となれば、銀行に貯金するのと感覚的には変わりありません。

これは極論ですが、現代の投資は、かつての日本の銀行預金にかぎりなくちかい形で投資機会を提供できるようになった、といえるのかもしれません。

すくなくとも、現在巷を賑わしている仮想通貨のように、1週間で半分以下になってしまう、などと言うこともありません。

また、こうした商品を買うようになると、不思議と世界のニュースに目がとまるようになります。世界情勢があなたの資産の上下に連動しますから、いつのまにか気になってくるというわけです。

社会人としての知識や教養に自然と触れるようになるので、普段の仕事のモチベーションアップにも繋がるかも知れませんよ。

 注意、オルカンのデメリット

オルカンは事実上アメリカメインとはいえ、それでも4割くらいは他の国の優良企業株で構成されています。

それが安定感を生んでいるわけですが、逆にそれは、世界のどこで事件があっても影響を受けるということでもあります。

過去、現在、世界情勢は一度たりとも安定と平和がもたらされたことはありません。いつもどこかで紛争やテロ、多国間の衝突、事件が巻き起こっています。

こうした事件や紛争の影響を受けないよう、証券会社もつねに投資信託の中身の割合をメンテナンスしているのですが、その影響については、購入者がリスクとして飲み込んでおかなければなりません。

とはいえ、脅かすつもりはありません。過去のデータを見る限り、おおきな事件や紛争、暴落があっても、その幅はかなり抑えられていますので、過剰にリスクを考えすぎないようにしましょう。

 まとめ 実際にオルカンを購入してみよう

ここまでの話をまとめると、

1.全世界の企業は伸び続けている

過去数十年のデータで見ても、全世界の株価は伸び続けています。世界にある優良企業だけに投資するわけですから、あるいみ勝算の高い投資と言えます

2.大国アメリカに偏らないポートフォリオ

テンセント、アリババ、ネスレ、ルイヴィトン、サムソン電子など、アメリカ以外の世界の優良企業にもれなく投資することができます。

3.管理の手間がかからない

自分一人で、数百の企業株を買って管理するのは、現実的には不可能です。全世界株式の投資信託なら、この手間を無くし、手間賃も極小に抑えられます

注意、オルカンのデメリット

全世界の企業に投資するため、世界のどこかで起きている紛争や暴落の影響はとても受けやすくなります。しかしそのリスクも限定的になるよう、証券会社で仕組みを強化しています。

となります。

もし、あなたが今回の話で興味を持ち、納得し、リスクを背負える、と思えば、全世界株式の投資信託を購入してみるのもよいと思います。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券など、有名な証券会社であれば、かならず検索できる銘柄ですが、今回は一例として、ネット証券ナンバーワン企業のSBI証券で販売している銘柄名をふたつご紹介します。

・三菱UFJ国際―eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

どの証券会社でも売られている、かなりスタンダードな商品です。eMAXISシリーズといって、手数料や信託報酬が極限に抑えられていて、購入時の出費も抑えられている、優良投資信託の銘柄です。

・SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド

SBI証券と米国の大型投資会社バンガード社が開発している全世界株式の投資信託です。Vはバンガード社のことです。

インデックスというのは特定の指数に連動している、と言う意味で、日経平均株価やアメリカのダウジョーンズ工業平均株価などのことを指します。ざっくりと全世界株式の平均的な動きに連動している、とおもっていれば良いでしょう。

投資信託は名前が長いので、間違えずに購入したいモノですよね。オルカンについては、長い銘柄の名前の中に「全世界株式」や「オールカントリー」という文言が入っています。これを見逃さずに確認してください。

こうした投資信託の名前の意味についても、また今度、一本記事で説明したいと思います。

投資を始めるのに、何を買うのかいろいろと悩むのは当然のことです。

とりあえず少額から入って、マズイ!とおもったら引き返せるのがこうした投資信託ですので、ぜひ最初の一歩として資金投下してみてください。

ドキドキ感あり、上昇のよろこびあり、もちろん暴落も有り(^_^;)ですが、大損がないので、最初に始めて行くにはうってつけの商品だと思います。

ぜひあなたの資産と世界の動きをみながら、楽しく投資を始めてみて下さいね。

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