お金を貯めるために。本当は抑えるべき支出3選

あなたは、お金を貯めるために、どんな努力をしているでしょうか

ここで言っているのは、あくまで貯める、という行動についてです。残業や副業で稼ぐ、投資で増やす、といったことは、いったん度外視してください

入ってきた収入を、どのようにして無駄に出さないようにしているでしょうか

僕も長い間知らずに、そして気づかずにいましたが、お金持ちは本当に無駄な支出をしません。そうしないように知識をふやし、自分の仕組みを整えています。

彼らはこうした対策を打つだけでも、数万円、場合によっては数十万、数百万を浮かせています。

そもそも、彼らは僕のような一般人に比べ、無駄な支出について知り尽くしています。それは単に無駄遣いを減らす、たとえば電気や水道の無駄遣いを辞める、という根性論だけではありません。

政策や制度による天引き、補助金・支援金・助成金といった申請によりかえってくるもの、気づかずに行っている二重払い、など、気づくこと、知ることによって回避できる支出や確保できる収入もあります。努力はここに割くべきです。

お金持ちになるのに、たくさん稼ぐことはとても重要ですが、無駄に支払わない、ということも、同じくらい大事なのです。

敏感になるべき支払い3つ。お金を貯めるために抑えるべき支出について

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Photo by Anete Lusina on Pexels.com

いきなり言葉を知っても、なかなか対策まで一気に揃えるのは大変です。

今回はこれからあげる言葉をまず知って、この言葉に敏感になることだけをお薦めします。

この言葉に関わる支出について考えるようになり、支払うことが損失であることに気づくこと、何も考えずにこれらの支出をしてしまうことに気持ち悪さを覚える。

そんな感覚を鍛えていただければ、まずは成功です。

1.税金と社会保障費

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会社員・公務員だと、意外と気づかないのが、税金と社会保障費です。

おそらく、これについては、国が国民に気づかれないように、上手く制度設計をしていると思います。

官僚とは恐ろしく賢い人々です。事実上は強制的に税を徴収しているわけですが、ほとんどその痛みに気づかないように制度を作り込んでいます。

まず、会社員・公務員は給与から税金と社会保障費を天引きされています。もらう前から引かれているので、国が取りっぱぐれることがありません。

国民の9割が会社員と公務員ですから、国は確実に安定した税収を実現できるのです。

しかも、給与から天引きされる分は、わりとざっくりとした計算です。したがって、きちんと申告すればもどってくるのですが、その方法や計算式などがややこしく、結局面倒くさいのでほとんどの人が申告しない、と言うのが現実です。

たとえば天引きされずにその分も給与として支払われれば、その分を運用に回し、少し増やした後で税金を支払うこともできます。

ですが、そんなことをできる人は一部の人に限られます。ほとんどの人は、全部使ってしまうことが目に見えています。それだけに、給料を渡す前に天引きしてしまうのです。

また、自営業なら確定申告、会社員なら年末調整という仕組みで、きちんと救済措置を設けています。これはつまり、きちんと制度を理解し、活用すれば、取り過ぎた税金はお返しします、と言う制度です。

この二つの制度を設けることで、国が搾取していると一概にいいきれない構造になっています。

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本当は、税金を抑えるために、経費と控除という二つの言葉について理解する必要があります。この二つの言葉を理解して、確定申告や年末調整でしっかりと申告することで、むだな税金の支払いは抑えることができます。

こうした国の仕組み、仕掛けについては、これからも記事を書いていきますが、ちゃんと知っている人だけが、無駄な税金の支払いを抑えているのです。

それでいて、学校教育は会社員や公務員を育成する教育をしっかりと担っています。また一定の福利厚生、会社員を優遇する厚生年金や社会保険などを付け加えて、会社員や公務員になることにはオトク感が満載です。

住宅ローンも、会社員や公務員だと属性が上がって借りやすくなっています。実際、会社員でないと生きづらささえ覚えるような世の中です。

こうした世論の影響もあって、国民もぞくぞくと会社員になっていきます。もはや仕事の忙しさもあって、税や社会保障については考えるヒマすらありません。

徴収の割合の計算式なども、どんどん複雑化していますので、もう考えることも面倒くさくなります。

こうして、一般的なサラリーマンは給料の2,3割は税金で引かれる、ということだけざっくりと理解し、あとのことは考えなくなるのです。

口の悪い表現ですが、国民の9割がこうならざるを得ない、と言う構造の中に生活しています。

2.手数料

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Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

お金持ちが口を揃えていう言葉に、

余計なものにはびた一文支払わない。

というものがあります。そして、その余計なものの最たる例として、お金持ちは手数料をあげ、これをできるだけ支払わないように細心の注意を払っています。

例えば、ATMでのお金の引き出し。少し前までは100円ちょっとでしたので、あまり気にしない人も多かったかもしれません。

また、必要経費として仕方ない、と割り切っている人もいたでしょう。

しかし最近は手数料が300円を越えることもあり、いよいよ明らかな痛手を感じる金額となってきました。

自分のお金を引き出すだけで、1回につき300円もとられるとなると、なかなかの痛手ですね。いっぽうで預けるお金、預金の利息はいまや年0.01%以下。

100万円預けても年間数百円しか利息がつかないのに、頻繁に引き出すコンビニATMには毎回300円も取られていたら、お金は貯まりません。

また、株や投資信託を買うときにも、信託報酬や購入手数料がかかります。

ほんの数%ではありますが、継続して購入して積み立てていこうというときに、やはり手数料が足かせになってしまいます。

手数料は1万円や10万円ではあまり重みを感じない金額ですが、1000万円を超えてくると、たとえ1%でも10万円も取られてしまいます。

年収400万円のサラリーマンならざっくり10日分は暮らせる額です。これは大きな損失となってしまいます。

つまり、お金持ちになればなるほど、手数料には敏感に対応すべきとなるわけですが、年収1,000万円や貯金3,000万円などになってから敏感になるのでは遅すぎます。

というより、手数料に敏感にならずしてこのような蓄財をしていこうとすれば、おそらく倍以上の時間がかかってしまうでしょう。

お金持ちは、こうした手数料というムダに対して、とても厳しい目線で対応しています。

手数料を取られないための工夫についてはまた記事を書きたいと思います。とにかくこの手数料という言葉にまずは敏感になることです。

3.保険

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知らず知らずのうちに、どの人も払いがちになっているのが、保険です。

もちろん、保険は不要と切り捨てるつもりではありませんが、ついつい万が一の安心を買うために、払わなくてもよい分まで追加支払いや、二重支払いしてしまっていることがあります。

僕自身、保険については40を過ぎるまで大きく見直すこともなかったので、けっこう無駄に払って来てしまったなぁと言う思いがあります。

保険の整え方については、シリーズで記事にできるくらいの量になってしまうので、ここで詳しくは書きませんが、いろいろな保険にはいって、給与天引きなどにしてしまっていたら、見直す価値は十分にあります。

少なくとも、僕は給与天引きでけっこうたくさんの保険に加入していました。振り返ると、だいぶ無駄に払ってしまったものがあったと思います。

3-1.生命保険

最たるモノは生命保険と医療保険です。僕は生命保険と医療保険をセットで入った上に、住宅ローンも借りていましたので、二十苦三十苦の支払いの上に、その支払いが無駄になってしまいました。

ちょっと詳しい人ならすぐ分かると思いますが、住宅ローンを借りるには団体信用生命保険への加入がセットとなります。これはもし債務者(借りてる人)がなくなったときには、ローンの支払いがなくなる制度です。

遺族に住宅ローンの支払いが引き継がれることはありません。ですので、借金はなくなり、家は残ります。

つまり、最悪の場合、僕が死んでしまっても、遺族には住宅が残る、と言うわけです。遺族には遺族年金も出ますので、生活費も一定額補償されます。住宅と生活費が補償され、場合によっては住宅を売る、と言う選択肢も遺族に残るというわけです。

となるともはや生命保険は遺産でしかありません。毎月の収支を一円でも上げたいとすれば、僕の場合、住宅ローンに入った時点で生命保険はいらなかったというわけです。

3-2.医療保険

また、医療保険についても、必要なかったと思います。日本で生活する場合、国民皆保険の制度がありますので、基本的には治療費の3割のみの負担です。これはほとんどの人が知っていると思います。

また、3割負担であっても月におよそ10万円を超える医療費がかかるような事故や病気にかかった場合、高額療養費制度が適用されます。

そうなると、10万円を超える医療費については、医療費はかかりません。

自分の人生で入院しなかったかと言えば、そんなことはありませんが、僕の場合、大きく医療費がかかったのは、ヘルニアの治療とうつ病で精神病院に入院したときくらいです。

ヘルニアのときが3週間の入院で25万、うつ病の時が3ヶ月の入院で60万ほどでした。このときは保険屋さんにお世話になり、ありがたいと思ったモノです。

しかし、トータルで考えると、大損しています。つまり、月10万は自分で負担し、はみ出た分は高額療養費を頼るとすれば、僕の場合、ヘルニアの時に10万円、うつ病の時に30万円の自己負担というわけです。

もし自分が年間で50万貯金出来る体質だったら、十分賄うことができたことになります。

3-3.生活防衛資金があれば、保険への支払いが減る

いわゆる生活防衛資金という考え方があります。生活費の半年分くらいを貯金しておいて、なにかの時に備えるという資金です。年収500万円くらいの人なら、100~200万円くらいたまっていれば十分です。

さきほどの医療費は、この防衛資金があれば、まかなえた、と言うわけです。

もちろん、この考え方は、だれにでもあてはまるわけではありません。家族に遺産を残したい、自分は健康に不安がある、高額療養費制度では賄われない分を保険で補填したい、というひともいるでしょうから、一概には言えません。

大病にしても、僕の場合はヘルニアとうつ病の入院でしたが、もっとおおきな病気になってしまうかも知れず、不安が消えないという人もいるかも知れません

とはいえ、日本の医療保険制度を見直すと、いざというときに必要なのは保険ではなく、現金であることも分かります。それも数千万単位の大金ではなく、100万円くらいの貯金があれば、十分にまかなえる、ということです。

すくなくとも僕の場合は、十数万あればまかなえる額でした。この部分の「いざ」というときを補償するために、毎月1万円以上の保険料を払っていました。

上記の部分の出費は、保険に回さず貯金していただけで、一年ほどで十分溜まっていた額です。僕はこれに15年以上も払ってしまっていました。

投資効率で考えたら、最悪です。制度についてもう少し知っていれば、ここまでおろかな使い方はしなかったと思います。

というわけで、医療保険よりも50~100万円の貯金、住宅ローン加入者なら生命保険はいらなかったと思っています。

また、もし、住宅ローンに入っていなかったとしても、掛け捨ての生命保険で十分だったとおもいます。これなら月数千円で済みますし、ちゃんと遺族にお金を残せますから。

3-4.保険は、入っていないと人生が詰むものにかける

結局、保険として入っておくべきは、いざ万が一がおこったときに、途方もない金額がかかって人生が詰んでしまうものです。

  • 人を轢いてしまったときのための自動車保険や自転車保険
  • 火事で家が焼けてしまったときの家財を補償するための火災保険
  • 幼い子供を残して一家の大黒柱我亡くなってしまったときのための、掛け捨て生命保険

おそらくは人生が詰むレベルのために抑える保障は、このあたりです。

あとは生活防衛資金としての貯金が50万~100万円くらいあれば、万が一が起きても、そうそう大きな出費にはなりません。現金なら、いざというときにも申請や事務手続きなどの手間もかかりません。

貯金が全てではありませんが、こうした流動性のよさは貯金の良さの一つです。万が一の事件・事故が起きたときのための備えとはいっても、現実的にそのときにかかる費用は、計算してみるとそこまで巨大な費用ではありません。せいぜい50万円くらいです。

であれば、備えておくべきなのは保険なのではなく、貯金であるといえます。

そう、すべてを保険で備えるのではなく、大きな出費分を保険で備え、50万や100万くらいの少額から中堅くらいの出費には、貯金で備えた方がいいのです。

もし月に2万円くらいを保険に払っているなら、3~5年貯金にまわすだけで50万円貯まってしまうのですから、このくらいはがんばってさっさと貯めてしまった方が良いと言えます。

まとめ 身近な支出をもう一度見直して、すばやく生活防衛資金をためてしまおう

ここまでの話をまとめると、お金を貯めるためには

1.税金と社会保障費

2.手数料

3.保険

の3つへの支払いに敏感になり、注意深くなること

ということになります

3つの支出は、日常生活をしていれば、少なからずかかわることが多くなる支出です。しかし、その支出の内容について吟味しているかどうかといえば、十分ではないひとも多いのではないでしょうか。

支出の中身に敏感にならない限り、知らず知らずこういうところからお金は出て行ってしまいます。結局、こうした支出の穴に気づかなければ、止めることもできず、いつまでたってもお金が増えないという厳しい事態を迎えてしまいます。

いろいろがんばって収入を増やしたりしても、こうしたことでお金が漏れ出ていくために、いつまでも蓄財が上手くいかない。これは僕も何度も経験してきた苦い経験です。

あなたは毎日がんばって稼ぎ、工夫して貯金しているはずです。せっかくがんばっているからこそ、こうした水漏れのような支出もしっかりとコントロールしたいものです。

税金や手数料、保険などにどのくらい払っているか。ぜひ一度見直していただき、まずは敏感になることで、お金を漏れ出させない体質をつくって頂ければと思います。

こうした感覚が、あなたのの蓄財の努力をいっそう助けることになるはずです。

億万長者目指して、一緒に頑張っていきましょう。

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